人間共生学部ロゴ 人間共生学部

これからの共生社会を牽引する人材を育成する。

様々なコミュニケーションツールとともに、学びの場を大学から地域や世界に広げ、多様性や考え方の違いに接する中で、自己の研さんを積むことは、共生社会を知る第一歩です。人間共生学部では、「コミュニケーション」と「デザイン」の分野から課題発見、解決方法を探りフィールドで実践するプロセスのもと人間性豊かな人材を育成します。

※ 2023年4月から、コミュニケーション学科の修学キャンパスは、横浜・金沢八景キャンパスから、横浜・関内キャンパスに変更になりました。

人間共生学部 オリジナルサイトへ

コミュニケーション学科 修学地:横浜・関内キャンパス
共生デザイン学科 修学地:横浜・金沢八景キャンパス

人間共生学部4つの特徴

  • 共生社会を2つの視点から

    「コミュニケーション」と「デザイン」の観点から、共生社会の在り方を学修します。

  • 学びの場をフィールドへ

    キャンパスから飛び出した、プロジェクト型の授業を開講。半年かけて現場で学びを深めます。

  • ダブルディグリープログラム

    コミュニケーション学科では、海外の大学に留学し、双方の卒業要件を満たすと学位と卒業を2つ取得できます。

  • 実践的に身につく構想力と提案力

    共生デザイン学科では、企業の商品企画に携わることで商品開発までのプロセスを実践的に学修します。

学部長メッセージ

P3100042

現場での実践力を身につけ共生社会で必要を担う人材を育成する。

人間共生学部 学部長
新井 信一

「共生」という言葉を聞いて、皆さんはどのような印象を持つでしょうか。私たちは単独では生きていけない、独りよがりの思考では社会が成り立たないと思います。急速なグローバル化や少子高齢化が進み、私たちが暮らす社会は、多くの課題を抱えています。私たちは、他者との共生、他国との共生、地球環境との共生を探究し、それらが実現できる社会をつくるという新たなフェーズに直面しています。関東学院大学では、この時代にふさわしい共生社会をけん引する人材を育成するために、2016年に人間共生学部をスタートさせました。

共生社会を実現するためには、様々な課題解決の糸口があるかと思います。人間共生学部では、「コミュニケーション」と「デザイン」を課題解決の中心に据え、よりよい共生社会を築いていくことを目指しています。具体的には教室での学びに加え、海外や地域コミュニティをフィールドに、多くの人々と協働、共創しながら、主体的に課題の解決に取り組む学びを用意しています。

この学びを象徴するのが、3年次の「プロジェクト科目」です。春学期を中心として、海外留学や企業でのインターン、地域社会の中での学びなどを展開していきます。教室で学ぶ知識や教養に加え、現場を体験することで、学生たちは自分が何を更に学ぶべきかに気づくことでしょう。それこそが将来の共生社会で必要とされる実践力に繋がるはずです。そして、ここでの学びを通じて、これからの社会を担う人が育ってほしいと願っています。

READ MORE

人間共生学部3つのポリシー

【コミュニケーション学科】1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

人間共生学部は、本学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)との関連を踏まえた上で、全学部共通の入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)に基づき、入学者受け入れの方針を次のように定める。

<求める学生像>
人間共生学部コミュニケーション学科は、多様な文化や価値観を持つ人々と心を通いあう人間関係を構築するために、コミュニケーション能力を身に付け、共生社会の一員として活躍できる学生を求める。高等学校までに到達する学力のうち、「知識・技能」「思考力・判断力」とともに、積極的に国内外の地域や社会に関心を持ち、社会参加や連携の機会を生かして、能動的に人間関係を構築するための「主体性」を持つ学生を求める。

<入学者選抜において評価する点>
人間共生学部コミュニケーション学科は、コミュニケーション能力の基礎として、一般入学者選抜や大学入学共通テスト利用選抜において、英語能力を高く評価する。また、総合型選抜では、資格型として、英語、中国語、情報の能力を評価する。

<入学前学習として求めること>
人間共生学部コミュニケーション学科は、グローバルな視点から、国内外の地域や社会に対して関心を持つために、高等学校までの基礎学力を身に付けたうえで、インターネットや新聞、書籍等のメディアを通して、情報の理解や獲得に努めることを求める。さらに多様な情報を収集し、論理的に整理する機会を積極的に作ることを求める。また、英語や中国語の言語運用能力獲得はコミュニケーションの道具として有効であるため、高等学校までの学習を継続し、さらに能力を向上することを求める。

2.教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人間共生学部コミュニケーション学科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、公開授業制度や授業改善アンケートなどのFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。

教育課程・教育内容

  1. 教育課程は、共通科目及び専門科目により体系的に編成する。
  2. 共通科目は、他学部と連携・協働して編成する。学部共通の教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)を踏まえて編成するとともに、教養・総合分野、コンピュータ・リテラシー分野、外国語分野、保健体育分野、その他から構成する。また、初年次教育、コンピュータ・リテラシー、キャリアデザイン、キリスト教、英語の学習を必須とする。
  3. 専門科目は、次のように学部基盤科目、プロジェクト科目、学科基礎科目、学科専門科目(メディア・コミュニケーション領域、ビジネス心理・コミュニケーション領域、グローバル・コミュニケーション領域、共生コミュニティ分野及び総合分野)を体系的に編成する。

<学部基盤科目>

  • 人間共生とコミュニケーション及びデザインとの関連性について理解するとともに、人間共生学部における学習の柱となるプロジェクト科目に関する事前学習及び事後学習を行う。

<プロジェクト科目>

  • 学生が各々のプロジェクトを設定し、担当する学科専任教員のもと、学内での学びだけでなく、学内の学びの成果や学外での調査、体験等を有機的に結びつける実践的な学びを行う。

<学科基礎科目>

  • 学科専門科目を学ぶうえで、多様な情報を収集し、それらを的確に論理的に表現して伝える基礎的な知識を段階的に学ぶ。

<学科専門科目>

  • メディア・コミュニケーション領域では、さまざまなメディアを利用した表現技術やメディアを通してのジャーナリズムに関する知識に加え、メディア活用に必要な情報リテラシーや情報通信技術に関する知識や技能、情報通信技術を社会基盤や新ビジネスに活かすための知識を身に付ける。
  • ビジネス心理・コミュニケーション領域では、産業・組織および人間関係における心理を応用したビジネスに関する知識を身に付ける。
  • グローバル・コミュニケーション領域では、コミュニケーションの基礎となる日本語、英語、中国語の言語活用能力と各言語を使用している社会の文化およびホスピタリティ産業に関する知識を身に付ける。
  • 共生コミュニティ分野及び総合分野は、コミュニケーション学科及び共生デザイン学科の共通編成とする。共生コミュニティ分野では、人間共生学部を構成するコミュニケーション学科と共生デザイン学科の専門性を融合し、共生時代のコミュニティリーダーの養成を目指す。総合分野では、学生が自ら選択したテーマについて、ゼミナールを通じて課題解決および調査・研究の方法を身に付けると同時に、そのテーマに関する理解を深め、卒業研究を通じてこれまでの学習、特にゼミナールやプロジェクト科目で取り組んだテーマについて、卒業論文等の成果物の制作を通して研究結果や自分自身の考えをまとめる方法を身に付ける。

教育方法

    1. 講義を通じて、当該科目に必要な知識・技能を教授するとともに、書く・話し合う・発表するといった学生の講義への参加を積極的に導入する。

2 習熟度別等による少人数教育を推進し、きめ細かな教育を通じて、学習効果を高める。

  • PBL(Project/Problem- Based Learning)やサービスラーニング等の体験型授業を通じて、課題設定・実践的な解決能力を培う。
  • フィールドワーク、ボランティア、海外インターンシップ等の授業による社会参加の機会を通じて、多文化を理解し、他者と共生するための思考力・判断力を養う。
  • キリスト教への理解を軸とした幅広い教養を基に、アクティブ・ラーニングによる能動的な思考・判断の繰り返しと、他者との協働により、公平・公正な判断力を培う。
  • グループワーク、ディベート、プレゼンテーション等の協働による能動的な学びの場を通じ、傾聴の姿勢と、自らの立場、考えをわかりやすく発信するための能力を培う。
  • 社会連携教育(地域、企業、自治体等との連携による教育)を展開し、社会をフィールドとしたPBLやサービスラーニング等を通じて、社会に参加する機会を創出し、社会参加への主体性を培う。
  • 幅広い教養及び専門分野における知識、技術を基に、アクティブ・ラーニングやゼミナール等により、多様な背景をもった他者と協働するための規律性と柔軟性を養う。
  • キリスト教及び自校史への理解を基に、PBLやサービスラーニング等による実践的な課題解決のための学びを通じ、社会課題に対して誠実に向き合う姿勢を養う。
  • ICTを積極的に活用し、LMS(Learning Management System)を通じて、学生へのフィードバックや学習支援を行う。
  • 英語の音声面を中心とした実践的なトレーニングの手法として、CALL(Computer Assisted Language Learning)を用いる。
  • プロジェクト科目はすべて演習科目とし、インターンシップや海外留学等の学外における学生主体の学習を基本とする。

 

学習成果の評価
学位授与方針の達成度を検証するために、学習成果の評価について次のように定める。なお、検証結果は教育課程編成や授業改善等に活用する。

  1. 学期中における理解度を把握するための小テスト及び学期末試験等を用いて、幅広い教養力や専門分野及び地域に関する知識・理解力を評価する。
  2. レポートや論文・プレゼンテーションの成果に基づき、ルーブリックやポートフォリオ等の手法を用いて、建学の精神の実践・奉仕力、問題発見・思考力、倫理観、公平・公正な判断、協働力を評価する。
  3. 4年間の学びを通じて、学位授与方針に掲げた能力を総合的に評価する。

※教育課程の体系性や学位授与方針との対応関係はカリキュラムマップにより別途明示する。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

人間共生学部コミュニケーション学科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げるすべての能力(4領域12項目の能力)を備え、所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

    <知識・理解>

  1. 自己理解と他者理解につながる幅広い教養を身につけている。(幅広い教養)
  2. コミュニケーションに関する知識と方法論を修得している。(専門分野に関する知識・理解)
  3. 本学が立地する「神奈川」の歴史・文化・風土等の特性を理解している。(地域に関する知識・理解)
    <技能>
  4. 発見した問題を、解決するための手法を適切に選択できる。(問題発見・解決力)
  5. 国際社会において協働できるコミュニケーション力を有している。(国際協働力)
    <思考・判断・表現>
  6. 他者がもつ社会的・文化的背景を理解したうえで、自己を客体化して思考することができる。(多文化での共生)
  7. 倫理観と公平・公正の精神を持って、事象を判断することができる。(倫理観、公平・公正な判断)
  8. 他者の意見に耳を傾けるとともに、自らの意見を適切な表現手段を用いて発信することができる。(傾聴と発信)
    <関心・意欲・態度>
  9. 生涯にわたり、進んで知識・教養・技能を高めようとする意欲を有している。(生涯学び続ける意欲)
  10. 社会・地域・組織の一員としての役割を果たそうとする主体性を持っている。(社会参加への主体性)
  11. 豊富な知識と広い視野のもとに、様々な背景をもった他者を尊重して協働できる。(チームワーク、他者との協働)
  12. 問題に対して誠実に向き合おうとする実践的態度を身につけている。(建学の精神の実践、奉仕動機)

【共生デザイン学科】1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

人間共生学部は、本学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)との関連を踏まえた上で、全学部共通の入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)に基づき、入学者受け入れの方針を次のように定める。

<求める学生像>
人間共生学部共生デザイン学科は、多様な生活文化や価値観を尊重及び自然環境を配慮し、「共生を実現するライフスタイルの創造」ができる学生を求める。高等学校までに到達する学力のうち、「知識・技能」「思考力・判断力」とともに、社会において他者と協働しながら「主体的」に課題に取り組む姿勢と、共生のデザインに関わる知識と技術を融合させ、実践的に社会貢献する意欲を持つ学生を求める。

<入学者選抜において評価する点>
人間共生学部共生デザイン学科では、デザインの基礎となる能力を評価するために、一般入学者選抜では、文系・理系学生を幅広く採用することを考え、国語と数学からの1科目選択を採用している。また、総合型選抜の課題型では、出題された課題に対する取組みの成果を通じて、論理性、創造性、表現力やプレゼンテーション能力を評価する。

<入学前学習として求めること>
人間共生学部共生デザイン学科では、高等学校までの基礎学力を身に付けたうえで、社会の諸問題に関心を持ち、有形・無形のデザインを制作・鑑賞する機会を積極的に作ることを求める。それにより、暮らしや地域の課題にデザインを通して、寄与しようとする意欲を高めることを望む。また、高等学校までの学習を継続し、自分の考えを口頭、文章、さらにはデザインを用いて表現するための能力を向上させることを求める。

2.教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

人間共生学部共生デザイン学科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、公開授業制度や授業改善アンケートなどのFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。

教育課程・教育内容

  1. 教育課程は、共通科目及び専門科目により体系的に編成する。
  2. 共通科目は、「室の木スタンダード」として、人間共生学部共生デザイン学科、栄養学部、教育学部が連携・協働して編成する。学部共通の教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)を踏まえて編成するとともに、教養・総合分野、コンピュータ・リテラシー分野、外国語分野、保健体育分野、その他から構成する。また、初年次教育、コンピュータ・リテラシー、キャリアデザイン、キリスト教、英語の学習を必須とする。
  3. 専門科目は、次のように学部基盤科目、プロジェクト科目、学科基礎科目、学科専門科目(デザイン構想領域、デザイン表現領域、共生コミュニティ分野及び総合分野)を体系的に編成する。

<学部基盤科目>

  • 人間共生とコミュニケーション及びデザインとの関連性について理解するとともに、人間共生学部における学習の柱となるプロジェクト科目に関する事前学習及び事後学習を行う。

<プロジェクト科目>

  • 学生が各々のプロジェクトを設定し、担当する学科専任教員のもと、学内での学びだけでなく、学内の学びの成果や学外での調査、体験等を有機的に結びつける実践的な学びを行う。

<学科基礎科目>

  • 学科専門科目を学ぶうえで、多様な情報を収集し、それらを的確に論理的に表現して伝える基礎的な知識を段階的に学ぶ。

<学科専門科目>

  • デザイン構想領域では、デザイン文化分野、デザイン企画分野、環境コミュニティデザイン分野における専門的学習を行い、デザインに関する知識や企画立案の手法を身に付ける。
  • デザイン表現領域では、デザイン表現共通分野、映像表現分野、グラフィック・プロダクトデザイン分野、インテリアデザイン分野における専門的学習を行い、デザイン表現を実践していくうえでの基本的な技法を身に付ける。
  • 共生コミュニティ分野及び総合分野は、コミュニケーション学科及び共生デザイン学科の共通編成とする。共生コミュニティ分野では、人間共生学部を構成するコミュニケーション学科と共生デザイン学科の専門性を融合し、共生時代のコミュニティリーダーの養成を目指す。総合分野では、学生が自ら選択したテーマについて、ゼミナールを通じて課題解決および調査・研究の方法を身に付けると同時に、そのテーマに関する理解を深め、卒業研究を通じてこれまでの学習、特にゼミナールやプロジェクト科目で取り組んだテーマについて、卒業論文等の成果物の制作を通して研究結果や自分自身の考えをまとめる方法を身に付ける。

教育方法

  1. 講義を通じて、当該科目に必要な知識・技能を教授するとともに、書く・話し合う・発表するといった学生の講義への参加を積極的に導入する。
  2. 習熟度別等による少人数教育を推進し、きめ細かな教育を通じて、学習効果を高める。
  3. PBL(Project/Problem- Based Learning)やサービスラーニング等の体験型授業を通じて、課題設定・実践的な解決能力を培う。
  4. フィールドワーク、ボランティア、海外インターンシップ等の授業による社会参加の機会を通じて、多文化を理解し、他者と共生するための思考力・判断力を養う。
  5. キリスト教への理解を軸とした幅広い教養を基に、アクティブ・ラーニングによる能動的な思考・判断の繰り返しと、他者との協働により、公平・公正な判断力を培う。
  6. グループワーク、ディベート、プレゼンテーション等の協働による能動的な学びの場を通じ、傾聴の姿勢と、自らの立場、考えをわかりやすく発信するための能力を培う。
  7. 社会連携教育(地域、企業、自治体等との連携による教育)を展開し、社会をフィールドとしたPBLやサービスラーニング等を通じて、社会に参加する機会を創出し、社会参加への主体性を培う。
  8. 幅広い教養及び専門分野における知識、技術を基に、アクティブ・ラーニングやゼミナール等により、多様な背景をもった他者と協働するための規律性と柔軟性を養う。
  9. キリスト教及び自校史への理解を基に、PBLやサービスラーニング等による実践的な課題解決のための学びを通じ、社会課題に対して誠実に向き合う姿勢を養う。
  10. ICTを積極的に活用し、LMS(Learning Management System)を通じて、学生へのフィードバックや学習支援を行う。
  11. 英語の音声面を中心とした実践的なトレーニングの手法として、CALL(Computer Assisted Language Learning)を用いる。
  12. プロジェクト科目はすべて演習科目とし、インターンシップや海外留学等の学外における学生主体の学習を基本とする。

学習成果の評価
学位授与方針の達成度を検証するために、学習成果の評価について次のように定める。なお、検証結果は教育課程編成や授業改善等に活用する。

  1. 学期中における理解度を把握するための小テスト及び学期末試験等を用いて、幅広い教養力や専門分野及び地域に関する知識・理解力を評価する。
  2. レポートや論文・プレゼンテーションの成果に基づき、ルーブリックやポートフォリオ等の手法を用いて、建学の精神の実践・奉仕力、問題発見・思考力、倫理観、公平・公正な判断、協働力を評価する。
  3. 4年間の学びを通じて、学位授与方針に掲げた能力を総合的に評価する。

※教育課程の体系性や学位授与方針との対応関係はカリキュラムマップにより別途明示する。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

人間共生学部共生デザイン学科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げるすべての能力(4領域12項目の能力)を備え、所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

    <知識・理解>

  1. 多様な文化、自然環境との共生に適応できる、幅広い教養を身に付けている。(幅広い教養)
  2. 共生の時代のデザインに対応する広い概念としての理解ができている。(専門分野に関する知識・理解)
  3. 本学が立地する神奈川の歴史・文化・風土を背景とした生活の特性を理解している。 (地域に関する知識・理解)
    <技能>
  4. 課題を発見し解決していく能力を有し、自分の考えを口頭または文章、さらにはデザイン表現を用いて、わかりやすく的確に伝えることができる。(問題発見・解決力)
  5. デザイン表現を活用するなど、国際社会においても協働できるコミュニケーション力を有している。(国際協働力)
    <思考・判断・表現>
  6. 他者がもつ社会的・文化的背景を理解したうえで、様々な課題を発見し、デザインの知識や技能によって解決に向けた分析、考察を展開し、企画を提示できる。(多文化での共生)
  7. 共生や環境に関わる倫理観と公平・公正の精神を持って、問題解決のための思考・判断をすることができる。(倫理観、公平・公正な判断)
  8. 生活者の声に耳を傾け、彼らの視点に立った新しい生活提案をすることができる。(傾聴と発信)
    <関心・意欲・態度>
  9. 生涯にわたり、デザインを通した提案の質的向上を目指す意欲を有している。(生涯学び続ける意欲)
  10. 神奈川をはじめとする地域の課題や社会の課題にデザインを通して寄与しようとする意欲をもっている。(社会参加への主体性)
  11. デザインに関する広範な知識と表現技術をもとに、社会において他者と協働しながら主体的に課題に取り組む態度を身に付けている。(チームワーク、他者との協働)
  12. 共生のデザインに関わる知識と技術を融合させて、実践的に社会貢献する態度を身につけている。(建学の精神の実践、奉仕動機)

教員紹介

コミュニケーション学科

教員 研究テーマ 業績など
新井 信一
Nobukazu Arai

少子・高齢社会が企業実績に与える影響
福祉ビジネス・社会福祉法人の業績分析

石井 充
Mitsuru Ishii

社会におけるITサービス発展の定量的研究

大友 章司
Shoji Otomo

消費者行動の心理モデル、マーケティングを応用した避難行動の予測

奥田 博子
Hiroko Okuda

批判的言説分析
言語表現論

折田 明子
Akiko Orita

ソーシャルメディアと人・社会・ビジネス

黒﨑 真由美
Mayumi Kurosaki

ネイチャーライティング(自然と人間の関わり)

佐野 予理子
Yoriko Sano

組織や集団におけるダイバーシティ
「ふつう」を巡る心理過程

施 桂栄
Guirong Shi

組織体におけるリーダーシップの有効性

松下 倫子
Michiko Matsushita

発展途上国におけるICT産業を起爆剤にした経済開発について
定性的手法による情報システムの評価

道幸 俊也
Toshiya Michiyuki

心理学的類型論による動機分析、および職業満足度の研究

モーザー ジェイソン ケネス
Jason Moser

大学の英語教育
ビジネスイングリッシュ
異文化コミュニケーション

山田 留里子
Ruriko Yamada

中国語におけるICT活用教育方法研究
中日翻訳理論

共生デザイン学科

教員 研究テーマ 業績など
淡野 哲
Tetsu Awano

デザインとアートの連関
非機能造形による気付きの考察

海老根 秀之
Hideyuki Ebine

S3D(立体視)映像制作手法の研究
マルチメディアコンテンツの効率的制作

兼子 朋也
Tomoya Kaneko

気候・風土に対応した居住環境デザイン
温熱環境と人間生活
空き家再生

小林 和彦
Kazuhiko Kobayashi

実写素材をデジタル加工した映像表現
3DCGを利用した論理的リアリティの構築

佐々 牧雄
Makio Sasa

観察を中心としたフィールドワークによるデザインイノベーションの研究

佐野 慶一郎
Keiichiro Sano

エコ・マテリアルのデザインとライフサイクルアセスメントに関する研究

神野 由紀
Yuki Jinno

デザインの考察を通した近代文化研究
日本の初期消費社会における商品デザインと消費者の意識変容について

立山 徳子
Noriko Tateyama

戦後日本の郊外住宅地をめぐる言説分析

二宮 咲子
Sakiko Ninomiya

人間-自然関係の地域特性・歴史的文脈、再構築に関する研究

日髙 仁
Jin Hidaka

領域横断的な空間デザイン
縮小社会のアーバンデザイン

山﨑 稔惠
Toshie Yamazaki

18世紀イギリスの芸術と服飾に関する歴史的・美学的研究