関東学院大学では、2017年7月に横須賀学院高等学校との間で教育研究交流協定を締結。両校の間では、夏休みに横須賀学院高校の生徒向けに「プレカレッジプログラム」を実施するなど様々な高大連携事業を進めています。

 連携事業の一つとして、両校の図書館での交流もスタートしました。高校生が、大学図書館の貴重書閲覧やデータベース検索をする機会を設けたり、司書教諭課程に在籍する大学生が高校の図書館で実習を行ったりしています。

 司書教諭課程で指導を行う千錫烈(セン・スズレツ)社会学部准教授(図書館情報学)は「司書教諭の課程には、教育実習が課されていません。学校図書館の現場で実習をすることは全国的にも珍しいですし、学生とって貴重な時間と言えるでしょう」と話します。

 学生たちは、図書紹介の展示を制作するためなどに2日間にわたって横須賀学院高校を訪問しました。初日には、横須賀学院高校の司書教諭から図書館運営で工夫している点などについてのレクチャーの受講や、事前に検討していた展示テーマに合わせた選書を実施。2日目は、図書紹介のPOPを作成したり、展示テーマに沿ったディスプレイをしたりするなどして、展示を完成させました。学生たちは2班に別れて「日本文学」や「仕事」、「心理学」などをテーマに、高校生が興味を持つように工夫を凝らしました。

 「昔から本が好きでした。読みたい本を読みながらも、子どもたちが知識を蓄えられるような方法を体系的に学べれば」という思いで司書教諭の資格取得をめざす茂木彩夏さん(人間発達学科4年)は「横須賀学院高校の図書館を訪れて、馴染みの薄いジャンルにも生徒たちが手を取りやすいように工夫しているのがよくわかりました」と振り返ります。卒業後に、横浜市内の公立小学校で勤務することが内定している茂木さんは「いまの時点では、学校図書館の仕事に直接携わるかはわかりませんが、学級文庫での本選びでも学んだことは役立てると思っています」と笑顔を見せました。

※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。

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