2014年1月20日(月)。看護学部教養学会主催のコラアゲンはいごうまん氏の講演会が開催されました。

コラアゲンはいごうまん氏は、「ノンフィクションスタンドアップコメディアン」を名乗るWAHAHA商店(WAHAHA本舗の新セクション)所属の芸人さんです。様々なテーマに対してひとりで取材し、その取材過程で体験した出会いやエピソードをベタな大阪弁で講話するスタイルが好評で、全国各地で活躍されているそうです。「教育の中に“笑い”が取り上げられる機会はあまりありません。学生時代に専門教育以外のものに触れてきた経験が、社会人になったときに生きてくると思います」と、講演会をオーガナイズした看護学部の吉原高志教授はその意義を語ります。

会場となった教室には、学生や教職員が80名余り。コラアゲンはいごうまん氏のあまりのテンションの高さに当初は戸惑い気味だった来場者のみなさんも、講演会が進むにつれてリラックスムードに。会場は笑いに包まれます。

話題は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる世界的に有名な賞であるイグノーベル賞に及び、一瞥するとくだらないことのように思えることでも、本気でやる人たちがいるということを紹介。

「小学校の3年生の算数の教科書にはなぜ3文字が多いのか?」という素朴な疑問に対しても、氏は教科書出版会社を訪れ、その理由を担当者に直接尋ねる。担当者曰く、「検定教科書の制作費用は予算が制限されており、文字数を減らして費用を少しでも抑える効果を狙っている」とのこと。こうした、日常の取るに足らないように思われるようなことにでも理由があることを、実際の体験を通して笑いを交えながら学生たちに熱く語りかけるコラアゲンはいごうまん氏。さらに、展示されていた昭和20年代の算数の教科書が目に止まり、文章問題がいちいちドラマティックで道徳的な内容であることに気付いたそうです。それについても「GHQによる統治により日本の授業から道徳の授業が消失したが、文部科学省の指導により、GHQの統治の目をかいくぐって主要4科目に道徳的要素を散りばめた」という驚くべきエピソードが。

こうした戦後のエピソードを引き合いに、コラアゲンはいごうまん氏は「逆境のときにこそ豊かに」というメッセージを学生に送るとともに、「みなさんには患者さんの逆境に寄り添うような看護師になってほしいと思います」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれました。

「一つのことに没頭することは、どんなに些細な事がきっかけでも必ず大きなものを得ると思いました」と語るのは看護学部1年の下村優佳さん。 看護学部共通科目主任の中谷啓子教授は「看護学の専門的な知識だけではなく、幅広い教養と豊かな人間性を身につけた上で、人間と人間のつながりを大切にできるような看護師になってほしいです」と話します。このような、教養を深められるような取り組みも総合大学での学びならでは。

関東学院大学では、外部から幅広い講演者をお招きして講演会を開催しています。その多くが一般の方にも開放されていますので、ぜひキャンパスまで足を運んでみてください。

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