7月5日(火)、横浜・金沢八景キャンパスで、「格差と貧困の経済学~働くことの意味を考える~」と題した講演会を開催しました。この講演会は、経済学部教養学会が主催し、講演者に、獨協大学経済学部教授の本田浩邦さんを招きました。

現在、世界各国で言われている貧困や格差問題。日本も例外ではなく、OECD加盟国中の貧困率では、先進国の中で高い水準を示しており、アメリカに次ぐ順位となっています。人口減少や高齢化社会によって格差が広がり、特に、親の所得によってその子どもも貧困層になるという貧困の連鎖が、今後の経済成長のマイナス要因として問題視されています。

この講演会は、日本の貧困・格差問題を、これから社会に出ていく学生たちに知ってもらい、働くということが日本経済にどのような影響をもたらすのかを考察することを目的に開催されました。当日は約80名の学生が参加。社会が発展すればするほど格差が広がり、富裕層に富が集中することについて、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏の理論を用いながら、民主主義の価値が弱まってしまう危険性を示唆しました。その他、さまざまな経済学者の理論を紹介し、今後の日本経済が歩むべき方向、そして対策について考えました。

講演会に出席した経済学部1年の大竹正也さんは「海外の格差問題については多少知識がありましたが、日本の格差問題は、また他の格差問題とは様子が違い、驚きました。その格差に対策がされていないことに、日本の政策に疑問を抱きました。大企業が恩恵を受けて、低所得者は貧困のままということに何も手立てが無いのかと、考える機会となりました」と振り返ります。

経済学部では、今後も、学生や一般向けに、日頃の学びをより深める講演会を開催します。


投稿日時:2016-07-19 10:22:00

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