6月6日(金)、横浜・金沢文庫キャンパスK-310教室にて、ホーチミン市国家大学人文社会大学日本学科長のグエン・ティエン・ルック教授による講演会「近代以降の日本‐ベトナム間交流と日本社会への期待」が開催されました。この講演会は、地域化と国際化をキーワードにした幅広い教育研究活動を展開している現代社会学科の主催により、文学部開設45周年事業の一つとして行われたものです。

近代日越(=ベトナム)交流史を専門とするルック教授は、広島大学で修士、博士の学位を取得しています。「ベトナムに帰国して20年近く経過するので、日本語を話す機会は減ってしまいました」と謙遜しつつも、丁寧な日本語で前近代から現代に至るまでのベトナム・日本間の交流の事例を多数紹介いただきました。

一例を挙げると、日本との交流は734年の遣唐使による接触にまで遡ることができること、大隈重信や犬養毅といった歴史上の人物がベトナム民族運動中のベトナム人留学生の受け入れに大きな役割を果たしていたこと、さらには国交樹立から現在のパートナーシップの構築に至るまで、両国間には太いパイプが続いていることが伺えます。歴史を振り返ったうえで、近年のベトナムにおける日本への期待として、インフラ整備や人材育成、安全保障への関与などを挙げ、今後も良好な関係を維持していきたい、と講演を締めくくりました。

「文学部では過去に2回ほどベトナムの先生をお招きしたことがありますが、現代社会学科では初めてのことでした」と話すのは、この講演会をコーディネートした東南アジア社会学を専門とする現代社会学科の橋本和孝教授。「ベトナム出身の先生の話を聞く機会はなかなかありませんので、学生にも良い経験になったと思います。これを縁にルック先生をはじめとするベトナム人研究者とも研究交流を深めていければ」と今後の展望を話します。

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