10月22日(土)~23日(日)に、神奈川県海老名市の県立相模三川公園で、災害時の避難生活を疑似体験し、生き抜くための方法を考える目的で「減災教育キャンプ」を開催しました。

この取り組みは、二宮咲子専任講師(環境学)と相模三川公園の指定管理者・アニメス相模三川グループの産学連携事業の一環として実施。二宮ゼミナールに所属する新開雄真さん(人間環境デザイン学科4年)が中心になってプログラムを企画しました。新開さんは、福島県沿岸部の出身で、高校生だった2011年には、東日本大震災で下校中に被災し、数日間に渡って家族と離れての避難所生活を体験しています。

当日は、一般の方と共生デザイン学科の1年生あわせて22名が参加。4グループに分かれて、二宮ゼミの3~4年生が各グループをアテンドしながらプログラムを進めていきます。相模三川公園が、大規模災害時に避難先として近隣住民を受け入れることなども想定されていることから、参加者は公園にある物品や少量の水や米を使って夕食や宿泊場所を準備。参加者の話し合いによる問題解決を目指して、アテンド役の学生があえて具体的な指示を出さずにプログラムを進行します。

各グループが苦労して用意した夕食を食べた後には、新開さんによる被災時の体験談や防災コンサルタントの国友美千留さん(三菱UFJリサーチ&コンサルティング防災リスクマネジメント研究室)による講演会なども開催。翌朝は、参加者全員で、朝食の準備やエコノミークラス症候群を防ぐ体操など体験し、それぞれの防災・減災に対する思いをボードに掲げました。

新開さんは「意図的に具体的な指示を出さなかったので、参加者には混乱したりストレスを感じたりしている様子もありました。テレビや新聞で避難生活について見たり聞いたりしていても、体験してみないとわからないことがたくさんあります。今回は、参加者の皆さんにそれを知ってもらうよい機会になりました。多様な年齢層や家族構成の方が参加してくれたことも、今回のキャンプを開催してよかった点だと思っています」などと振り返ります。新開さんは、今回のキャンプの成果について、卒業論文でまとめる予定です。

投稿日時:2016-10-28 11:50:00

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