6月24日(火)。湘南・小田原キャンパスにて、大学宗教教育センター主催のキリスト教講演会を開催しました。大学宗教教育センターでは、年に数回キリスト教に関する講演会を企画・実施しています。

今回は、学校法人聖学院理事長・学院長の阿久戸光晴先生を講師に招き、「人間性の尊厳と平和の価値を守るために-キリスト教的契約書としての日本国憲法の役割-」と題してご講演いただきました。阿久戸先生の専門分野はキリスト教社会倫理学、人権・デモクラシーの神学で、教会と国家の分離の神学的・法学的研究をテーマに研究されています。会場となったハリントンホールには法学部の学生のみならず、教職員、小田原市にお住まいの方など100名超の方が集まりました。

講演では、急速な社会変動とともに世の中が身分社会から実力社会へ、また血縁社会から契約社会へと変わる中で、重要になってくるのが「価値」。阿久戸先生は、「人間性の尊厳」と「平和」の二つが究極の価値であるとした上で、この二つを保証するものが社会契約書であり、日本国憲法は現代における社会契約書であると説明します。さらに、日本国憲法における「女性の権利」についても言及し、1948年に採択された世界人権宣言にも大きな影響を与えたと言います。その他にも、日本国憲法の精神である、人権や平和、デモクラシーを大切にする意義について、旧約聖書、新約聖書の聖句を交えながら幅広い視点からご説明いただき、憲法を深く学ぶことの意義について語られました。そして、「法学部で学ぶからには、法の解釈だけでなく、法の精神についてもしっかり学んでほしい」と法学部生へエールを送り、講演を締めくくりました。

参加した学生からは、「『約束』が今の自分たちとの考え方や捉え方と大きく異なると感じたと同時に、人を信じるための大事な行為であり、守るべきものであると改めて実感しました」、「講演を聴いて、日本国憲法には人権に関する記述が多くあることを思い出しましたが、人権が守られていない現状もあることに気づきました。人権が守られる世の中になってほしいと思いました」といった感想が寄せられました。

関東学院大学では、各学部・部局が学外の専門家による講演会を開催しています。今後も学生の学習意欲を高め、学生生活の充実を図るための取り組みを進めていきます。

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