12月9日(金)、横浜・金沢八景キャンパスで、「アメリカ社会は分裂するのか?-オバマのアメリカ、トランプのアメリカ-」と題した講演会を開催しました。この講演会は、経済学会が主催し、講演者には、米国史を専攻する一橋大学大学院教授の貴堂嘉之さんを招きました。

アメリカ社会は、政治・安全保障・経済・文化など国際社会に大きな影響力を持っていると言われます。そんな中、アメリカ大統領選挙ではビジネスマン出身のドナルド・トランプ氏が勝利し、公職経験のない大統領が来年誕生します。事前の世論調査等で劣勢が伝えられていた中でのトランプ氏の勝利は、アメリカ国内外に大きな衝撃を与えました。この講演会は、アメリカ社会の今後の歩みを学ぶことで、国際社会の今後を知り、日本のあり方を考えるきっかけとしてもらいたいとして開かれました。当日は、約200名の学生や一般の方が参加しました。

貴堂さんは、今後のアメリカ社会の行方について、「『理念国家としてのアメリカ』と『人種差別国家としてのアメリカ』の矛盾が浮き彫りになり、後者が前者を乗り越えてきた結果と言えるでしょう。『ヘイトの時代』を生きているという自覚を持ってください。日本もすでに同じ時代の中にあります。自由や平等、多様性など普遍的な価値を共有することに向けて努力することが大事です。無自覚にアメリカ的思考を持つことを辞める努力をする必要があります」などと分析しました。

講演会に出席した経済学部3年の尾坂紋女さんは「講演会前は、漠然と今後世界はどうなっていくのだろうかと不安でしたが、貴堂先生の講演を聞いて少し安心はしました。しかし、アメリカの動きが改めて分かる部分が多く、今後ますますアメリカの動きに注目する必要があるのだと感じました」と振り返ります。


投稿日時:2016-12-15 10:00:00

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