大学院工学研究科建築学専攻博士課程2年の松尾隆史さんが、昨年夏に開催された平成28年度空気調和・衛生工学会大会で論文講演を行い、優秀講演奨励賞を受賞しました。

 空気調和・衛生工学会は、冷暖房・換気、給水・排水、衛生設備など、一般市民の生活と密着した設備やその仕組み・原理などを扱う学問領域で活動する学術団体で、この領域の研究者や実際に設備の設計、施工を行う設計者・技術者、装置を製作するエンジニア、運転・管理技術者などの会員で構成されています。

 優秀講演奨励賞は、20~30代までの若手研究者・技術者を対象としており、過去2番目の応募総数となった今年は、大学や企業から一般講演として応募された672編の中から19名が選出されました。松尾さんは「排水横管内における汚物搬送性能の予測手法の基礎的研究 (第3報)トイレットペーパーにおける計算モデルの検討」というテーマで講演。節水形大便器を様々な形態の排水管に設置した際の、器具の排水特性と搬送性能を予測するシミュレーション手法を提案し、その有効性について示しました。現在トイレメーカーなどでは、節水型大便器の開発をする際、多量の水資源や労力、コストを使用して性能の検証実験を行っていますが、今回、松尾さんが提案したシミュレーション手法を使用することによって、より環境に配慮したエコな検証実験の実施が期待できます。

 松尾さんは「学部生の頃に支部大会で優秀講演賞をいただいたことはあったのですが、これまで本大会での受賞はなかったため、しっかりと練習を重ねて臨みました。その結果として、名誉あるこの賞を頂くことができて非常に嬉しく思っています。4月からは総合電機メーカーで研究職として働くことが決まっていますので、就職後も、今回発表した経験を生かして自分の研究の内容を解りやすくプレゼンしていきたいです」と語りました。


投稿日時:2017-02-13 13:00:00

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