共生デザイン学科では、まち歩きをしながら、地域の資産である空き家の利活用について考える「空き家再生活用ツアー」を3月4日(土)に、横須賀市追浜地区で開催しました。

 このイベントは、神奈川県横須賀三浦地域県政総合センターの「個性あふれる地域づくり事業」の助成を活用した取り組みで、関東学院大学がこれまでに空き家改修のプロジェクトを通じて得てきた知見を活用するとともに、地域活性化に携わってきたNPO法人や中古住宅のリノベーションも手がける不動産事業者「エンジョイワークス」などの協力を得て、近隣に在住する方とともに地域の空き家の利活用を考えようと企画されました。

 当日は、NPO法人アクションおっぱまの昌子住江理事長(元関東学院大学工学部教授)らの案内で、「谷戸」と呼ばれる谷状の地形が数多くある追浜地区を散策。参加した地域住民、不動産事業者、行政関係者、大学教員、学生らは、途中、谷戸の上に立地する空き家や、洋館と日本の伝統的家屋が組み合わさった和洋折衷の住宅など3軒の空き家を訪問しながら、思い思いに追浜のまちをスマートフォンで写真に収めます。まち歩き終了後には、撮影した写真をSNSを利用して共有。写真を通じて、追浜の魅力を語り合うとともに、空き家の活用方法について意見交換しました。

 参加した安田小佳さん(人間環境デザイン学科3年)は「今回のように追浜のまちを散策するのはじめて。色とりどりの町並みで、楽しかったです。立地が悪いと思われている場所にある住宅でも、活用方法次第で魅力が引き出せるのではないかと感じました」などと笑顔を見せます。

 関東学院大学では、人間環境デザイン学科に在籍していた学生2名の発案により、2015 年に追浜地区の空き家をシェアハウスとして改修。また、2016年にも、地域コミュニティとの交流拠点づくりとして、学生たちが空き家の改修に取り組みました。

 少子高齢化にともなう人口減少の影響で、全国的に空き家が増加傾向にあります。2013年の総務省の調査では、全国で820万戸が空き家とされ、2010年の調査と比べて約160万戸増加。政府は、空き家急増にともなう対策として、2015年に空き家対策特別措置法を施行しています。空き家が社会問題化する一方で、空き家をカフェや宿泊施設などとしてリノベーションし、地域の資産として利活用する試みが活発に行われています。

  


投稿日時:2017-3-8 12:50:00

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