9月23日(土)に、水沼淑子教授のゼミナールに所属する学生たちが、キャンパス近隣の文化遺産をより多くの人に知ってもらおうと、野島公園にある旧伊藤博文金沢別邸で「ライトアップ&コンサート」を開催しました。

 野島は、江戸時代に金沢八景の一つとして歌川広重の浮世絵にも描かれた景勝地です。風光明媚な野島に、初代内閣総理大臣・伊藤博文の別邸として1898年に建てられた木造平屋建茅葺の建物は、明治憲法の草案づくりのゆかりの地でもあります。この旧伊藤邸は、2006年に横浜市の指定有形文化財として指定されたものの、老朽化が激しかったため、横浜市によって修理工事が行われ2009年から一般に公開されています。

 住居史を専門とする水沼教授が修理工事の監修を担当したことを契機に、旧伊藤邸を近隣の方により身近に感じてもらおうと、2010年からゼミの学生がジャズコンサートや落語会などのイベントを毎年秋に開催してきました。

 8回目となる今年は、これまで以上に若い人たちに旧伊藤邸に訪れてもらおうと、大学生によるアコースティックライブを開催。横浜市金沢区内に本部を置く関東学院大学と横浜市立大学から3組のアコースティックバンドが、演奏を披露しました。

 水沼ゼミの加藤怜奈さん(人間環境デザイン学科4年)は「今年は事前予約をとらなかったので、当日まで本当にお客さんが集まるか不安でした。ライトアップには『エコ』を取り入れ、行灯に牛乳パックを利用してコストを抑えつつ、どうやったら見栄えがよくなるか工夫しました」などと振り返りました。

 ライトアップ&コンサート当日以外にも、水沼ゼミでは8月下旬に近隣の児童と、行灯づくりのワークショップを開催するなど、地元の文化遺産の活用を進めています。

投稿日時:2017-10-03 12:50:00

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