古代歴史文化に関わる書籍を表彰する「第6回古代歴史文化賞」の優秀作品賞に、経済学部の河内春人准教授の『倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア』(中央公論新社)が選出されました。

 古代歴史文化賞は、古代史に関わりの深い島根県、奈良県、三重県、和歌山県、宮崎県が主催し、2013年からはじまった事業です。一般向けに直近3年度以内に発行された古代歴文化に関わる書籍が対象で、有識者などで構成される選定委員会で、受賞書籍が選定されます。

 古代史を専門とする河内准教授は、同書で、5世紀に中国に使者を派遣した倭の5王の外交活動について分析。中国の史書などを丁寧に読み解き、中国の南北朝時代の戦乱や、朝鮮半島での高句麗・百済・新羅の三国時代の争いが、倭にも影響していた実態を明らかにし、当時の東アジアにおける国家の様相を描写しています。

 「古代史の研究は、半分以上のピースがなくなったパズルに挑戦するようなものです。だからこそ、大変ですがやりがいもあります」と語る河内准教授は「今回の受賞をきっかけにして、より多くの方にこの本を読んでもらえればありがたいです。この本でも、中国や朝鮮半島などの動向を踏まえて、古代の日本について論じました。現代の国際社会において物事を考える上でも、日本だけを考えるのではなく、広く世界を捉えることが重要だと感じています」などと話します。

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投稿日時:2018-11-12 10:15:00

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