国際文化学部の君塚直隆教授が、著書『立憲君主制の現在 日本人は「象徴天皇」を維持できるか』を中心とし、20年にわたる著作活動の業績により、第40回サントリー学芸賞(政治・経済部門)を受賞しました。
 
 サントリー文化財団が1979年に創設した「サントリー学芸賞」は、「人文・社会科学の芥川賞」とも言われ、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究・評論は活動を、著作を通じて行った個人に対して、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門に分けて贈呈されます。
 
 日本における英国王室研究の第一人者である君塚教授は、多くの著作の他、NHKの英国ロイヤルウエディングの生中継番組での解説や、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」に招かれ、天皇の退位後の称号や公務等についてヒアリングを受けるなど、多方面で活躍しています。同書では、立憲君主制の典型的な国家であるイギリスをはじめ北欧やベネルクスの立憲君主制の現状の検討や、東南アジアや中東の君主制との比較を通じて、日本における戦後の「象徴天皇制」について世界史的な視野から考察しています。

 受賞を受けて君塚教授は「大変うれしく思います。あと半年あまりで平成が終わり、2019年5月に日本は新しい天皇とともに船出します。世界の立憲君主制に目を向けると、大権は形骸化していても、君主の存在そのものがその国の政治や外交、社会にもたらす安定性や継続性を見出すことができます。本書が日本の天皇家の存続について考える一助となれば」と喜びを語りました。

 12月10日に、東京都千代田区のホテルニューオータニで贈呈式が行われます。

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投稿日時:2018-11-16 11:00:00

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