関東学院大学材料・表面工学研究所の角田光淳客員研究員が研究開発した大豆粉「ミラクルきなっこK-1」を使用したジェラート「大豆ジェラート」が完成しました。商品化したのは、岡山にある「株式会社サナレス」で、料理研究家の関口絢子さん監修のもと作られました。

「ミラクルきなっこK-1」とは、従来の大豆粉に比べ、大豆の「青くささ」や「えぐ味」などの不快な風味を改善し、超微粉砕によりなめらかな舌触りでお湯に溶ける新しい大豆粉です。大豆の栄養やスーパー機能をまるごと摂取できるだけではなく、さまざまな料理に加えても、料理の風味などに影響を与えず、より一層美味しく食べることができます。

この「きなっこK-1」を使用して作られた「大豆ジェラート」は、植物性の素材にこだわった、低カロリーながらなめらかでコクのある仕上がり。健康志向の強い方やダイエットや美容に興味のある方にお勧めの商品となっています。また、卵アレルギーを持っていて、アイスやジェラートを食べることができなかった方も食べることができる、魅力的なジェラートです。

サナレスの加地修代表は「きなっこK-1を見つけたとき、新しい可能性と出合ったと感じました。これは様々な料理に使えます。また、健康に良いことが一番で、介護食など、多くの人のために活用できると考えています。今後は、この大豆粉が広がっていくといいなと思います」と語ります。

角田研究員は「きなっこK-1を開発し始めたのは、ある子どもとの出会いがきっかけでした。数年前、大学のお祭りで、『大豆アイス』を出品していました。そこへ乳卵アレルギーの男の子がお母さんと一緒に「豆アイスなら食べられるかも」とやって来たんです。しかし、豆だけのアイスでは味が良くなかったため、卵黄を混ぜていました。そのことを告げると、彼は食べられず涙を流しました。私は悲しくなり、次の年に食べられるアイスを作る約束をしました。翌年、卵を入れないアイスを彼に食べさせると、『アイスだ!冷たくって甘~い』と喜んでくれました。でも、やはりそれは一般的なものと比べて味が劣るものでした。今回、関口さんやサナレスさんの協力を得ながら、遂に美味しいアイスが作れて、その約束をやっと果たせたという思いでいっぱいです。これをきっかけに、多くのアレルギーの方が救われることを願っています」と感慨深げに語りました。

「大豆ジェラート」は、順次販路を広げていく予定です。今後の展開にご期待ください。

■ 角田研究員コラム「まずい豆アイスと少年の涙」http://eiyou.kanto-gakuin.ac.jp/column/column-2578/


大豆ジェラート


角田研究員(左)と加地代表

 
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