10月25日(日)から29日(木)に韓国・済州島で行われた国際学会(International Conference on Advanced Materials[IUMRS-ICAM2015])で工学研究科の学生3名が、Best poster awardを受賞しました。この学会は、世界41ヶ国から約3,000名の参加者が集まり、開催されました。

日本語では「国際材料学会連合」と訳すことのできる「IUMRS」は、学術的材料研究の振興を共通の関心とする学術団体から構成される国際機関です。当日は、口頭発表が810件、ポスター発表が884件と、計1,694件の研究が発表され、各種先進材料の分野横断的な研究成果の発表と意見交換が行われました。

ポスター発表とは、研究の概要をまめた大判のポスターの前で行うプレゼンテーションです。それを審査員が、1件1件質疑を行いながら見てまわります。国際学会であるため、そのやり取りは全て英語。3人は、堂々と受け答えを行い、今回の受賞となりました。

シアン化合物の代わりに硫黄化合物を利用することによって、めっきを研究などの場でより使いやすくする提案を行った水橋正英さん(工学研究科博士後期課程2年)は「めっきの研究はひとつの理論だけでは完結しません。そのため、本質的な原因を探るのが、難しさであり面白さでした。今回は、周りの皆さんのおかげで受賞できました。今後も、材料・表面工学研究所の本間先生にご指導いただきながら、めっきの一般的な理論を確立したいです」と今後に向けて語りました。

めっきを使用した、新しいタッチパネルの提案を行った堀内義夫さん(工学研究科博士後期課程2年)は「思い通りの研究結果が出ないときはとても大変でした。でも、本間先生の『実験に失敗はない』という言葉を思い出して、前向きに取り組むことができました。これまで、多くの先輩方が蓄積してくださったデータや研究所の方々の協力があり、今回の受賞となりました。今後は製品化に向けて、コスト面や生産面の課題にも取り組んでいきます」と意気込みを語りました。

携帯電話やスマートフォン、パソコンなど様々な機器に使用されているプリント配線板の小型化について、将来的な問題やその対策について提案を行った加藤友人さん(工学研究科博士後期課程2年)は「研究は自己満足だけではいけないので、人の琴線に触れるデータや研究結果を出すことが大変でした。私も今回の受賞について、周囲の方々に感謝しています。この研究を生産ベースに発展させて、携帯電話や電子機器全般をより便利にして恩返しできればと思っています」と感謝を口にしました。

関東学院大学では、今後も、社会のためになる研究に取り組んでいきます。


会場の様子


左から水橋さん、堀内さん、加藤さん

 
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