近年、「子どもの居場所づくり」の取り組みが全国的に盛んに行われています。無料または低額で「食事」や「学習支援」、「遊び場」などを提供し、家庭や学校以外でも「安心して過ごせる場所」を地域の子どもたちのために創造しようとする試みです。

 教育学部の横浜勇樹准教授(児童家庭福祉)のゼミナールでは、2017年から横浜市金沢区社会福祉協議会や地域のボランティア団体と連携して、子ども食堂を実施しています。この取り組みは、子どもに限らず多くの世代の参加を目指して「みんなのレストラン」と名付けられ、年に4回金沢区の保健福祉活動の拠点となっている「いきいきセンター金沢」で開催されています。

 「みんなのレストラン」では、食事の提供以外にも参加した子どもたちが安心して楽しい時間を過ごすために、学生たちが様々な企画を実施しています。今年8月に実施された「みんなのレストラン」では、季節にあわせた「夏祭り」のイベントを企画。夏祭りらしく、法被を身にまとった学生たちがバルーンアートや風船すくいなど用意し子どもたちを笑顔で待ち受けます。

 この取り組みに参加するゼミ長の中川翔太さん(4年)は「企画は、実行委員会で話し合いながら決めています。実行委員会に参加する方たちは、普段の生活では接しない年代の人たちです。参加した最初のころは『伝えたいことが伝わらない』と苦労もしました。しかし打ち合わせを重ねて、だんだんと皆さんに思いを伝えられるようになっていきました」と話します。

 提供するメニューの調理でも学生たちが活躍しています。この日は、来場者にカレーライスと生野菜のサラダが提供されました。調理を担当した副ゼミ長の大澤玲奈さん(4年)は「調理はボランティアの方たちと朝早くから集まって準備をしなければならないので大変です。けれど、来場者から『美味しかった』とか『また食べに来たい』などと声をかけてもらうとうれしくなりますね」と笑みを見せます。

 横浜准教授は「この取り組みは、学生たち自身が主体となって進めています。先輩から後輩に引き継がれて継続してきました。取り組みを通じて、学生たちが学外の方たちとの関わりを通じて、多くを学び成長していると実感しています」などと話します。

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投稿日時:2019-9-4 16:10:00

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