※自身が制作に関わった『ツナガル』を手に

福島の復興を考え、
人の心を繋げる活動をしていきたい。

東日本大震災を経験したのは高校1年のとき。僕の地元は被害が少なかったのですが、原発に近い地域は、いまだに帰還困難区域に指定されたまま。福島のために何かしたい。だけど、どういうことが復興なのか。僕自身、ずっと考えてきました。実際に双葉町の復興支援活動にも参加。その一環として、双葉町や浪江町、大熊町の方々が移住先の関東で開業した店舗や農園を取材し、仲間とともに一冊の冊子にしました。

 避難生活をされている方の中には、「生きる場所が決まっていない」と感じている人もいると思います。でも、僕が取材で出会ったのは、自分の生きたいように生きるために、新しい土地で再出発した人たち。そこに見えたのは、人の「心の復興」でした。復興イベントで冊子を配布した時、双葉町のある方が「この人、知っている!」と懐かしそうに読んでくれたのを見てうれしかったですね。違う場所に住んでいても、心は繋がっている。これもひとつのコミュニティの再生ではないかと、僕は思います。


【心の復興を軸としたそれはコミュニティの再生を実践】
大学でコミュニティデザインについて学んだ経験も生かし、故郷・福島の復興支援活動に携わる。双葉町にゆかりの20代を中心に構成される「ぐるぐるユニット」に参加。関東で店舗や農園を再開した双葉郡の人々を訪ねて取材した小冊子『ツナガル』を発行。力強く人生を歩む姿に触れ、自身も成長しながら、被災地のコミュニティ再生に向けた活動を行っている。


<プロフィール>
Satoru Shimano
2013年、関東学院大学人間環境学部人間環境デザイン学科に入学。社会福祉の仕事をする父の影響もあり、被災現場に足を運び、復興支援活動を通じて卒業研究に取り組む。復興への取り組みは社会人になっても続けたいと考えている。


・コミュニティデザインに興味のある人は 
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※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです。

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