点景 昭和期の文学

岩佐 壯四郎 著(関東学院大学国際文化学部教授)

四六判・296頁・本体価格:2,800円

岩佐 壯四郎 著  2017年3月10日発行

この世は舞台、人はみな役者(シェークスピア)というが、いうまでもないことながら、この舞台は歴史という<大きな劇>のそれであるということを免れるわけにはいかない。川端康成・三島由紀夫・水上勉・野坂昭如・福田恆存・井上ひさしらの作品を通して、「昭和」という舞台の複雑な表情に光をあてる。著者ならではの意表をつく読みを提示。

  • 第一部
    川端康成「化粧」「死者の書」/三島由紀夫「復讐」/水上勉「飢餓海峡」ほか/野坂昭如「火垂るの墓」/山本周五郎「赤ひげ診療譚」/井伏鱒二「集金旅行」/阿部昭「鵠沼西海岸」/岡松和夫「峠の棲家」
  • 第二部
    稲垣達郎と北川清/川端康成と演劇/森本薫の出番/福田と飯沢「戦後という喜劇」/井上ひさし「連鎖街のひとびと」/チェーホフ「2010年のチェーホフ」/福田恆存「龍の手触り」

発行所:関東学院大学出版会 / 発売:丸善株式会社 / 2017年3月10日発行