学生の皆さんならびに保証人の皆様へ

 

 関東学院大学では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による、海外渡航制限、キャンパス入構制限、卒業式および入学式の中止、新年度のオリエンテーションや授業開始時期の延期といった措置を講じてきました。さらに、4月7日(火)の緊急事態宣言の発出、外出自粛要請、休業要請等を受けて、当面の授業を教室での対面型ではなく、オンライン(遠隔)授業とすることを決め、5月18日(月)から実施しています。
 その後、緊急事態措置を実施すべき区域が段階的に縮小され、5月25日(月)に全ての都道府県で緊急事態宣言が解除されました。「新しい生活様式」の定着や感染拡大防止策とともに、外出自粛や施設の使用制限等を徐々に緩和しながら、段階的に社会生活を取り戻してゆくというのが政府の基本的な考え方です。一方、感染の拡大が再び認められる場合には、速やかに感染拡大防止策を講じる必要があることも基本的対処方針で示されています。

 

 本学でも、6月中旬から、貸し出しに限定した図書館の開館、オンライン授業受講のためのPC教室(予約制)の利用など、入構制限の段階的緩和を図るとともに、ゼミナールや卒業研究の指導上、必要とされる場合に限定して既に学生の登校、入構を許可しています。また、クラブやサークルといった課外活動も、7月以降、段階的に再開の対象と活動範囲を拡げてゆく予定です。
 一方で、市中では緊急事態宣言解除後の経済活動の再開に呼応するように、暫くは落ち着いていた新規感染者数が、再び増加に転じていることも事実です。ただし、感染リスクを正しく認識し、「新しい生活様式」を踏まえて行動、生活している市民が大多数であることも、また事実です。

 

 関東学院大学では、大学として学生と社会に果たすべき使命、すなわち教育・研究活動の継続性、社会貢献・社会連携といった活動の重要性に鑑み、キャンパスの開放とともに、これらの活動の再開を目指しています。
そうしたなか、5月8日(金)付けで、大学公式Webサイト、KGUポータルにてお知らせしたとおり、7月27日(月)から、「まとめの週」として、一部の科目について、教室での対面型による授業を実施することを決定しました。

 

 5月18日(月)にスタートしたオンライン授業では、我々教職員一同も、学生諸君に伝えるべきこと、伝えなければならないことを、どのような方法で伝えればよいか、最大限の教育効果を得るためにはどうすればよいか、試行錯誤を繰り返し、最適と思える方法を模索してきました。学生諸君も、決して良好な通信環境、学習環境ではないにもかかわらず、一生懸命、勉学に励んでくれていることに感謝しています。従来の対面型授業に比べて学習時間が増え、予習・復習や課題等が過負荷になっていないかと心配するくらいです。
 一方で、実験や実習を伴う科目や少人数の演習科目など、対面型授業による教育効果が大きい科目もあります。また、入学以来、オンライン授業が続いているため、キャンパスに足を運んだことのない1年生諸君に対しては、「大学の授業というものを十分に味わって欲しい」、というのが私の偽らざる気持ちです。
 大学としては、新型コロナウイルス感染症の動向を注視しつつ、できる限りの感染防止策を講じたうえで、対面型授業の一部再開を行います。
 オンライン授業が長く続いていますので、下宿やアパートを引き上げ、実家でオンライン授業を受けている学生諸君も多いと思います。また、感染拡大を懸念し、できれば都心部には近づきたくないと考える人もいるでしょう。そうした学生諸君、或いは保証人の皆様のご心配、ご懸念も理解し、配慮も必要と考えています。そこで、春学期の「まとめの週」に実施する授業については、担当教員と履修者の共通理解のもと、対面型とオンラインのハイブリッドで実施することを考えています。オンライン授業で利用しているZoom等の会議システムや授業動画(録画)のオンデマンド配信等を併用することで、教室でも自宅からでも、いずれにおいての受講も認めることにしています。詳細は所属学部の教員から指示がありますので、それに従ってください。なお、今後、感染拡大の状況に応じて対応を変更することもあり得ますので、引き続き大学からのお知らせには注意を払ってください。

 

 「まとめの週」における対面型授業の一部実施に際して、大学では、マスク着用の義務づけやフェイスシールドの配布、手指消毒の徹底、そして「三密」を避けた授業運営などの感染防止策を講じます。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症に対しては、大学側が講じる防止策だけでなく、それを個々人の予防策で補完してこそ十分な対策となり得ることを忘れてはいけません。学生諸君においても、「新しい生活様式」を取り入れ、感染に留意した行動を、学内だけでなく、学外でもとることで、はじめて自身の感染リスクと、他者へ感染させるリスクを低減できることを認識してください。なお、通学時、授業中、授業後における感染予防のガイドラインをKGUポータルにてお知らせしますので、ご協力をお願いします。

 このような懸念の無い日常生活を送れる日々が来ることを願いつつも、私達は与えられた環境の中で、それでも精一杯、学び、感じ、歩み、成長していかなければなりません。仲間とともに学ぶ環境、同じ目標に向かって研究する師弟の関係、社会の一員としての大学の役割を少しずつ回復し、維持してゆきたいと考えています。

 

 十分な対策を取り、皆さんの安全・安心な学習環境を確保することを第一に考えながら、決して浮ついた気持ちではなく、一日も早く、皆さんとお会いして、教室のライブ(対面型)授業で情熱が伝えられればと考えています。
保証人の皆様方におかれましても、どうかご理解いただければ幸いです。

 

関東学院大学 学長
規矩大義


投稿日時:2020-7-8 16:00:00

 

 
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