関東学院大学 Evolution

2023年、関東学院大学は進化する

既存の教育機関の枠を超え、
社会に開かれた大学へ

2023年4月、関東学院大学の
新たなチャレンジが始まろうとしています。
神奈川県内の3つのキャンパスの機能再編と同時に、
行政と商業の中心地である国際都市
横浜の関内・関外地区に新キャンパスを開設。
新キャンパスでは、研究・教育・人材リソースを中心として、
大学がラウンドテーブルとなり、
企業、自治体、地域、市民、機関などの
「知の交流」を通じて、
様々なイノベーションを
誘発すると同時に、横浜都心部という立地を最大限に活かし
「社会連携教育」をさらに推進していきます。

Yokohama・Kannai 横浜・関内キャンパス

「社会連携教育」の
拠点となるキャンパス

  • 法学部
  • 経営学部
  • 人間共生学部(コミュニケーション学科)

※2023年4月 金沢八景キャンパスから移転予定

社会とつながるキャンパスとして2023年に開設予定。夜まで稼働するキャンパスは、学生だけでなく企業・自治体・市民などに開かれた教育プログラムを設置し、イノベーション拠点を目指します。また、社会に開かれたキャンパスとして、ホール、ギャラリー、ラウンジ、コワーキングスペース、ブックカフェなどの施設の市民開放も予定しています。「社会連携教育」拠点として、企業や自治体と連携した多彩な教育プログラムを通じて、横浜開港以来、「国際都市横浜」のイメージを牽引してきた、関内の街全体をキャンパスとした学びを展開していきます。

Yokohama・
Kanazawahakkei
横浜・金沢八景キャンパス

海風を感じながら
知を刺激するキャンパス

  • 国際文化学部
  • 社会学部
  • 経済学部
  • 理工学部
  • 建築・環境学部
  • 人間共生学部(共生デザイン学科)
  • 教育学部
  • 栄養学部
  • 看護学部

※2023年4月 国際文化学部、社会学部は金沢文庫キャンパスより移転予定

平潟湾を目前に控えた海風薫るキャンパス。キリスト教教育を象徴するチャペルや、約140万冊の蔵書を誇る本キャンパスの知の拠点とも言える図書館を中心とした、大学らしいキャンパス構築になっています。情報教育が行われる「フォーサイト21」やITや語学上達のためのアシストセンター「エテルニテ」など、実験・実習・演習施設も充実しています。横浜・八景島シーパラダイスや海の公園といった都会のリゾートがすぐそこにあり、横浜ならではのキャンパスライフを送ることができます。

Yokohama・
Kanazawabunko
横浜・金沢文庫キャンパス

スポーツを通して地域に
親しまれるキャンパス

  • 課外活動・スポーツ拠点

閑静な住宅街に囲まれた自然あふれる本キャンパスは、2,300人を収容できるスタンドとナイター設備を完備した本格的な野球場、ラグビーグラウンド、陸上競技場など、スポーツ拠点としての機能を持ち、地域の文化施設として近隣住民にも親しまれています。鎌倉にもほど近く、名跡旧所がたくさんあり、キャンパス周辺では、常に歴史を感じることができます。

Shonan・Odawara 湘南・小田原キャンパス

研究・研修拠点となる
キャンパス

  • 国際研究研修センター

国際交流都市小田原市との公私協力で建てられた本キャンパスは、2017年度より研究・研修拠点としての機能を備え、多数の実績をあげてきた、材料・表面工学研究所を核とする「国際研究研修センター」を設置しています。また、ホールやセミナー施設も充実しており、本キャンパスで集中開講科目を受講することができます。相模湾と丹沢を一望できる丘陵地にあり、四季折々の自然を感じながら学修に集中できる環境です。

国際都市横浜に国内外の
多様な主体が集う、
イノベーション拠点が誕生

新キャンパスは、地域の新たな原動力となり、大小様々なイノベーションを誘発するための装置として、大学の多様な機能を提供します。教育施設としての機能に加え、市民が集い、交流するためのコワーキングスペースや、ブックカフェ、デジタル図書館、市民へ開放されたギャラリー機能など、市民の知的・文化的活動を支援する施設・機能を配置。また、700人規模のホールや、フレキシブルな運用が可能な講義室を市民へ開放することで集客機能を兼ね備え、幅広く利用されるキャンパスを目指します。

これからの時代で求められるのは、
多様な人々と協働しながら、
新しい価値を生み出していく力です。

[ 現在の日本の状況 ]

そこで未来のために関東学院大学が提案するのが「社会連携教育」。キャンパスや教室の中で専門知識を身につけるだけでなく、企業、自治体、地域、海外大学などと連携し、世代、肩書き、文化背景が異なる多様な人々とともに、実社会での課題発見・解決にチャレンジすることで、20年後の社会で活躍できる力を育みます。

ラウンドテーブル
としての大学

新キャンパスは研究・教育・人材リソースを中心として、大学がラウンドテーブルの役割を果たし「知の交流」を促進します。また、多様な主体を集めるためのハブとなる機能をもたせることで、大小様々なイノベーションを起こすための機能を提供すると同時に、この横浜都心部という立地と環境を活かした「社会連携教育」をさらに推進していきます。

多様な社会連携教育や
研究連携の実践

これまでに実施した事例の一部をご紹介いたします

[ 社会連携教育事例 ]

三浦半島の食材を集めたK-bizマルシェを開催しています。

三浦半島の魅力を学生の力で多くの人に紹介したいという思いから始まったプロジェクトです。関東学院大学経営学部の学生たちが、京急電鉄や京急百貨店などの協力を得て、定期的に京急線・上大岡駅で三浦半島産の野菜や海産物を販売するマルシェを開催。学生たちが仕入れから販売まで担い、生きた「経営」を学んでいます。

[ 社会連携教育事例 ]

地元の魚料理を紹介したレシピ集が、栄養学部の協力で発行されました。

神奈川県横須賀市で水揚げされた魚介類のレシピを紹介する「横須賀佐島 魚行商のおかみさんレシピ」が、関東学院大学栄養学部の協力で神奈川新聞社から出版されました。このレシピ集は、2014年6月から2016年7月まで神奈川新聞の紙面で連載されたものをまとめたもので全100種類の魚料理を紹介。執筆者は横須賀市出身の魚行商・福本育代さんで、地元の魚介類を美味しく食べるための知恵が随所に含まれています。

[ 社会連携教育事例 ]

学生たちが改修に取り組んだ空き家で、「Happy Wall Project」を開催しました。

関東学院大学では、学生の卒業研究をきっかけに、空き家問題が顕在化する横須賀市で、地域の空き家を利活用するプロジェクトを2014年にスタート。学生が改修した空き家を利用し、ペイントを通じて暮らしを豊かにする「Happy Wall Project」を日本ペイントホールディングスと共同で開催しました。当日は学生や親子連れがペイントローラーやハケを使いながら二部屋の壁面を塗り上げ、築70年の木造住宅が鮮やかに蘇りました。

[ 研究連携事例 ]

建築・環境学部の大塚雅之教授が、空気調和・衛生工学会賞技術賞を受賞しました。

学会賞技術賞(建築設備部門)を受賞した「あべのハルカスの環境・設備計画と実施」は、コンパクトシティの概念を掲げる超密集都市の実現、建築設備を生かしたストラクチャーデザインの採用、大規模超高層建築の省エネルギー化に大きく貢献していることに加え、ディスポーザ集合管による生ゴミ収集方法と都心型バイオマスシステムを開発確立。これらの技術の波及効果が非常に大きいことなどが高く評価されました。

[ 研究連携事例 ]

「特許権実施等件数(外国分を含む)」で全国3位を記録しています。

自動運転技術に欠かせない車載用センサとして、ミリ波と呼ばれる高周波を使用するミリ波レーダーが注目を浴びています。しかし、ミリ波レーダーは車体正面のエンブレムの内側に設置されることが多く、コスト、意匠性、歩留まりなどの条件を満たすことが課題となっていました。関東学院大学は島津製作所と共同で、これらの条件を満たすクロム膜の成膜技術を開発。島津製作所が事業化しました。

交流のプラットフォーム サンクンガーデン

知のラウンドテーブル コワーキングスペースなど

国際交流拠点 インターナショナル・ラウンジ

大通り公園からオープンスペースと連続して、地下へと続くサンクンガーデンにはブックカフェを併設。イベントスペースとしても活用可能なサンクンガーデンは市民の「知の交流」を促進します。
低層階では、大学、市民、企業、起業家などが協働可能なコワーキングスペースやセミナールームを市民へ開放。社会人の学び直しと合わせ、産官学連携のための協働拠点を提供します。
留学生を中心とした国際交流の場を目的とした施設。日本語教育プログラムを展開するほか、留学生と企業とのマッチングや、海外大学と研究者との交流を促進します。※画像は7階フォレストテラスのパースです。