材料・表面工学研究所「材料・表面技術マイスタープログラム」が採択
材料・表面工学研究所「材料・表面技術マイスタープログラム」が、文部科学省の平成28年度「職業実践力育成プログラム」(BP)認定制度に採択されました。
本認定制度は、高等教育機関におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。
プログラムについて
課程名 | 材料・表面技術マイスタープログラム 学校教育法第105条及び学校教育法施行規則第164条に基づく「履修証明プログラム」 |
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テーマ | 中小企業活性化、女性活躍、DX(AI・IoT等) |
期間 | 1年間 |
職業分野 | 材料開発担当者、表面処理技術やノウハウの習得希望者 |
修得資格 | 履修証明書を発行 |
社会人の受講しやすさ | 短期集中講義、IT活用(オンライン受講)、(教員の)出張講義 |
概要 | 材料・表面工学におけるエンジニアやエキスパートの育成を目指したプログラムである。本プログラムでは、めっき分野をベースにした表面処理の先端技術および新素材の研究開発などの先端技術を学習し、実務と関連する研究開発を行いながら、産業界で活躍できる人材を育成する。 「職業実践力育成プログラム」(BP)への申請 |
募集(2024年度)
募集要項と受講申込書(所定)を下記よりダウンロードの上、ご応募ください。
応募資格 |
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募集定員 | 12名程度 |
会場 | 関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス 〒236-8501神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1 |
履修期間 | 2024年6月13日(木)~2025年3月14日(金) |
修了要件 | 授業時間数120時間以上の修得、且つ中間・最終報告及び審査 |
受講料 | 1年間: 30万円(オンライン受講可) |
出願期間 | 1次募集:2024年2月1日(木)~4月19日(金)
2次募集:2024年5月7日(火)~6月7日(金)正午 ※必着 |
出願方法 | 受講申込書(所定のもの)、最終出身校の卒業証明書を研究推進課へ送付してください。
※受講申込書のみメールでも受付けています。 |
合格発表 | 1次募集:2024年4月25日(木)
2次募集:2024年6月7日(金)15時以降 選考の結果はEメールで通知します。 |
カリキュラム
分類 | 科目名 | 科目概要 | 授業 時数 |
教員名 | 教員の所属 |
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必修 | 新めっき技術 | めっきの防食、装飾から各種機能性を付与する新規めっき技術の理論と応用に必要な知識を習得する。 | 16 | 本間英夫 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 |
佐野慶一郎 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 人間共生学部 |
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必修 | 材料・表面工学 | 様々な材料の物性や特性を理解し、その上に最適な表面処理を施すことで必要とする機能を付与できる知識を習得する。 | 16 | 高井治 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 |
盧柱亨 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 理工学部 |
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選択 必修 |
無電解めっき実習と応用 | 電流を流さず化学的な反応による金属薄膜形成の基礎から、更には、環境にやさしい表面処理技術の理論と応用に必要な知識を習得し、実験実習や現場見学などによる実体験を行う。 | 30 | 田代雄彦 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 理工学部 |
渡辺健治 | ヱビナ電化工業(株) | ||||
選択 必修 |
電気めっき実習と応用 | 電流を流すことによる化学反応を用いて金属薄膜を形成する基礎と理論を習得する。また、電子回路基板や半導体工程の高性能化、小型化に貢献している、溝やVia Holeの埋め込みなどの応用技術も習得する。実験実習を含み、企業とも連携し、現場見学などによる実体験を行う。 | 26 | 梅田泰 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 |
望月俊克 | 関東化成工業(株) | ||||
選択 必修 |
貴金属めっき実習と応用 | 我々の生活に近い物や身の回り品、装飾品などに応用される貴金属めっきの基礎から始め、生体適合性があることなどから医療分野への応用も期待されている知識と貴金属のリサイクル、回収などの技術を理解する。また、企業とも連携し、現場見学などによる実体験を行う。 | 20 | 渡邊秀人 | 小島化学薬品(株) |
選択 必修 |
分析化学・電気化学測定の基礎と実習 | 表面処理分野で用いられている分析化学・電気化学の理論、測定法および解析法について理解し、めっき浴組成の決定、添加剤・光沢剤の開発と評価、電解条件の設定、表面・界面特性の評価などへ適用できることを習得する。さらには、実習により分析化学・電気化学測定法の原理と応用について確認する。 | 10 | 本間英夫 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 |
山下嗣人 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 顧問 |
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堀内義夫 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 理工学部 |
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自由 選択 |
表面処理のノウハウ | 各種表面処理の際、直面する問題点の解決やさらなる高性能化など新規開発に必要なノウハウを解説し、設定されたテーマに対する自由討論により、理論や知識を習得する。また、表面処理を専門とする中小・中堅企業や同分野で女性が活躍している企業の経営者の経験に基づいた関連技術のノウハウなども習得する。 | 12 | 君塚亮一 | 関東学院大学
材料・表面工学研究所 客員教授 |
海老名伸哉 | ヱビナ電化工業(株) | ||||
小野幸子 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 客員教授 |
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高井まどか | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 客員教授 |
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自由 選択 |
先端材料・表面処理技術 | 必須科目で習得した理論や知識IoT (Internet of Things) デバイスの開発にも応用できることを理解し、実際、どのような分野に応用可能であるのかを学習し、今後、どのような分野に活かせることができるのかなどに対する自由討論も行う。 | 12 | 海老根秀之 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 人間共生学部 |
盧柱亨 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 理工学部 |
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自由 選択 |
地域創生実践論 | 個性豊かで魅力ある地域社会で潤いのある豊かな生活を営めるように政府が全面的に展開している「地方創生」を地域の特性を生かした政策に取り組むとともに、市民協働によるまちづくりと安全で安心な暮らしを確保するための対策、地方創生・地域創生の実践を体感し、知識を習得する。 | 9 | 牧瀬稔 | 関東学院大学 法学部 地域創生学科 |
出石稔 | 関東学院大学 法学部 地域創生学科 |
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津軽石昭彦 | 関東学院大学 法学部 地域創生学科 |
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木村乃 | 関東学院大学 法学部 地域創生学科 |
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守屋輝彦 | 小田原市長 |
合計9科目、151時間
※カリキュラムは変更される場合があります。
受講までの流れ
- 募集要項を確認の上、出願書類(受講申込書、卒業証明書)を研究推進課まで送付してください。
- 出願書類に基づき、順次、書類選考を行います。
選考結果はEメールで通知します。 - 合格された方は、期日までに受講料をお振り込みください。
受講料を納めた方から順次、受講生として正式決定します。 - 授業への出席
出願書類送付・お問い合わせ
出願書類送付先:関東学院大学 研究推進課
住所 | 〒236-8501 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1 横浜・金沢八景キャンパス フォーサイト21 7階 |
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TEL | 045-786-2924 |
kokuken@kanto-gakuin.ac.jp |
お問い合わせ先:関東学院大学 材料・表面工学研究所
住所 | 〒236-8501 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1 横浜・金沢八景キャンパス 12号館 |
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kokuken@kanto-gakuin.ac.jp |