初年次教育

入学前の基礎力アップで4月からのスタートダッシュを

4月からの大学生活の走り出しをスムーズにするために、「入学前準備教育」を実施。
大学で学ぶための基礎学力を確認・補いながら大学で学ぶ意欲を高め、講義や演習を受ける際に必要となる一定の学力と継続的な学習習慣を身につけることが目的です。対象は学校推薦型選抜や総合型選抜で入学する新入生。一般選抜より早く合格した学生は、高校3年の12月からこのプログラムを利用できます。履修科目は進学予定の学部の特性に合わせ、英語、数学、文章表現など。4月からスタートする大学講義が理解できるように、基礎学力のトレーニングを行っておきます。
また、疑問点や理解が難しい点があれば、オンラインで質問することも可能。学部によっては学部独自の学習指導もあり、入学前に専門領域で役立つ基礎力を身につけられるように支援しています。

大学での学びに備える導入教育

関東学院大学では、それぞれの学部の特性に合わせ、大学での専門的な学びのための基礎力を身につけるための導入科目を設置しています。
例えば、経済学部、経営学部では、高校と大学の学びの違いを理解した上で、大学での学びに求められる文章力、文献の検索方法、課題の発見、解決策の仮説の立て方、プレゼンテーションの方法などの基礎を身につけるため、1年次の春学期に基礎ゼミナール、秋学期にプレゼミナールを開講しています。
経済学部の伊藤明己教授は、「基礎ゼミでは文章の基本やレポートの書き方などを指導。プレゼミでは、学生たちに受け身の授業ではなく、自分から発信する学習法を実践してもらっています」と語ります。プレゼミナールで“日・米・中の大学入試の違い”について発表した経営学科の山崎修也さんは、「自分から情報や意見を発信していく授業は、先生の話をただ聴いていた高校の授業より、ずっと楽しい」と言います。「発表後にみんなから出た感想や意見を聴いて、次はもっといい発表がしたいと思うし、調べたり、考えたりする意欲が湧いてきます」。
理工学部では、1年次の春学期にフレッシャーズセミナ、秋学期にフレッシャーズプロジェクトを開講。担当の関野晃一専任講師は、「大学生はまず、自分の頭で考えることを求められますが、入学間も無い学生に、いきなり自分の考えをまとめなさいと言っても難しいです」。そこでフレッシャーズセミナではレポートの書き方を、フレッシャーズプロジェクトでは実験や発表を学んでいきます。ヒーターのニクロム線は、どのくらいの電圧で切れるのかという実験に、グループで取り組んでいた総合機械コースの和田隆暉さんは、「実験は楽しいです。結果をわかりやすく発表できるように頑張りました」と笑顔で答えてくれました。関野専任講師は、学生は失敗を恐れずチャレンジすることが大切だと強調。「なぜなら、失敗したことは確実に記憶に残るからです。その経験は、3、4年次や卒業して社会に出たときに必ず役に立ちます」と語ります。
このように、関東学院大学では専門的な学びにスムースに入れるように、それぞれの学部の特性に合わせた多彩な導入教育を行っています。1年次で大学での学びの基礎力をしっかりと固めることで、卒業までの4年間の専門的な学びを、着実に身につけていくことができます。