文学研究科(昼夜開講制)

諸問題に対して広い視野で観察し、主体的に考察できる研究者を養成

文学研究科は、英語英米文学専攻、比較日本文化専攻、社会学専攻という3つの専攻を設置しています。時代とともに大学院に求められる役割も変化している事を受け、基礎的研究をはじめとした学術研究を推進し、研究者および高度な専門的応力を有する人材を養成すると共に、いったん社会に出た後も常に新しい知識を獲得し能力を磨いていく社会人のリフレッシュ教育の必要性にも応えています。社会人でも現職を離れずに受講しやすいカリキュラム編成や研究指導など、組織的・体系的な整備を図り、広く人文社会科学を学び、そこからひとつのテーマに絞って探究していきたいという、すべての人々の向学心に応えます。

【学位】
英語英米文学専攻 修士(文学)
比較日本文化専攻 修士(文学)
社会学専攻 修士(社会学)

英語英米文学専攻 博士(文学)
比較日本文化専攻 博士(文学)
社会学専攻 博士(社会学)

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文学研究科の4つの特徴

  • 様々な入試制度

    一般入試の他、社会人入試や留学生入学試験など、幅広く学生を受け入れています。

  • 神奈川県内大学院学術交流協定

    他大学院の授業を受講し、修了単位として認定されることが可能です。

  • 昼夜開講制

    夜間授業、土曜授業といった働きながら就学できる環境を整えています。

  • 長期履修制度

    就業年数を3、4年と計画的に学修を進めることができます。

研究科委員長メッセージ

文学研究科委員長(候補1)

全ての人が学べる環境を提供したい。

大学院文学研究科委員長 
君塚 直隆

文学研究科は、英語英米文学専攻、社会学専攻、比較日本文化専攻という3つの専攻からなっております。いずれの専攻も、学部を卒業されてすぐに入られるかたはもちろん、社会人として様々な職業に就かれ、そのなかで再び「学びの場」を求めて入られるかたも多く在籍しておられます。具体的には、中学・高校などの教員のかたや、社会福祉関係のお仕事のかたなどですね。こうした方々のために、夜間(夕方6時以降)や土曜日に開講されている演習や講座も数多くあります。 学問に終わりはありません。すでに大学を卒業され、学士の称号を取得された後に社会に出られ、リタイアされたような方々でも、「学問を一から学ぶ場」として大学院は広く開かれております。カルチャーセンターなどで学ばれるのもひとつの方法かもしれません。しかし大学院に入られて、ひとつのテーマでとことん学問を追究され、修士号や博士号を取得するというのもまた、ご定年後の新たな一歩ではないでしょうか。文学研究科はこうした方々にも開かれております。 広く人文社会科学を学び、そこからひとつのテーマに絞って探究していきたいという、すべての人々を文学研究科は歓迎しております。

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文学研究科3つのポリシー

1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

[英語英米文学専攻博士前期課程]

  1. 求める学生像
    英語英米文学専攻博士前期課程では、高度な英語の運用能力、学部で習得した英文学、米文学、英語学(英語教育を含む)に関する専門的な知識、広範な視野と応用力を獲得し、教育界や英語を必要とする諸分野において役立てようとする意欲を備える学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    英語英米文学専攻博士前期課程においては、学部で習得した専門知識に加え、それに関連する領域における知識を積極的に学び、視野を広げることで、自らの研究課題における問題解決のための研究を意欲的に行うことができる者であるかどうかを評価する。
  3. 入学前学習として求めること
    英語英米文学専攻博士前期課程は、英文学、米文学、英語学の3つの研究分野から成り立っているが、いずれの分野を研究対象としようとする者も、これらの分野に関しての学部レベルの専門知識は確実に習得しておくことを求める。さらにその上で、自らが研究対象としようとする分野に関しては、基本的なものだけでなく、出来得る限り多くの文献にあたり、広範な学説に触れ、それを理解しておく事を求める。

[英語英米文学専攻博士後期課程]

  1. 求める学生像
    英語英米文学専攻博士後期課程では、卓越した英語の運用能力、博士前期課程で身に付けた英文学、米文学、英語学(英語教育を含む)に関する専門的な知識、広範な視野と高度な研究を行うことのできる能力を獲得し、自立した研究者として、また教育界や英語を必要とする諸分野において役立てようとする意欲を備える学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    英語英米文学専攻博士後期課程においては、博士前期課程で習得した専門知識に加え、関連領域における広範な知識を積極的に学び、視野を広げることで、自らの研究課題における問題解決のための研究を意欲的に行うことができる者であるかどうかを評価する。
  3. 入学前学習として求めること
    英語英米文学専攻博士後期課程は、博士前期課程と同様に、英文学、米文学、英語学の3つの研究分野から成り立っているが、いずれの分野を研究対象としようとする者も、これらの分野に関しての博士前期課程程度の専門知識は確実に習得しておくことを求める。さらにその上で、自らが研究対象としようとする分野に関しては、基本的なものだけでなく、出来得る限り多くの文献にあたり、広範な学説に触れ、それを理解し、入学後における研究活動を滞り無く行い、発展させることができる準備をしておく事を求める。

[比較日本文化専攻博士前期課程]

  1. 求める学生像
    グローバル化する国際社会のなかで、日本でも多くの外国籍の人々が生活し、働くようになっており、国も神奈川県も「多文化共生社会」の実現をめざすようになってきている。比較日本文化専攻では、異文化(特に東アジア)との比較・連関において日本文化を研究し、文学・芸術・思想・歴史・政治経済・社会等の幅広い領域にまたがって、比較文化的な観点から日本文化にかかわる問題性を領域横断的に解明し、専門的に分析できる能力を身につけることに積極的な学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    比較日本文化専攻では、日本において「多文化共生社会」を実現するには、何が必要なのかに強い関心をもつものの入学を希望している。この問題を解明していくためには、文化(文学・芸術)、思想、歴史、政治経済、社会、宗教といった幅広い学問分野に関心を示し、日本を基盤とする東アジア・欧米諸国との比較研究の方法を横断的に学ぶことに積極的な姿勢を示す学生であるとともに、すでに学部時代(学士取得時)に卒業論文の作成にあたり、そのような研究を重ねてきている点を評価する。
  3. 入学前学習として求めること
    比較日本文化専攻では、文化論、文化史、欧米史、文学、思想、中国、朝鮮という7つの分野において、日本の文化のありかたについて横断的に学ぶカリキュラムが用意されている。博士前期課程ではこれらを広く履修することにより、専門的・体系的に自らの学問を形成できるように、それぞれの分野にかかわる基本文献の読破、さらには自身が日本との比較考量を考えている地域の言語の十分な習得を入学前に求める。

[比較日本文化専攻博士後期課程]

  1. 求める学生像
    グローバル化する国際社会のなかで、日本でも多くの外国籍の人々が生活し、働くようになっており、国も神奈川県も「多文化共生社会」の実現をめざすようになってきている。比較日本文化専攻では、異文化(特に東アジア)との比較・連関において日本文化を研究し、文学・芸術・思想・歴史・政治経済・社会等の幅広い領域にまたがって、比較文化的な観点から日本文化にかかわる問題性を領域横断的に解明し、専門的に分析するとともに、研究者として社会に役立てる能力を身につけることに積極的な学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    比較日本文化専攻では、すでに修士の段階で、文化(文学・芸術)、思想、歴史、政治経済、社会、宗教といった幅広い学問分野に関心を示し、日本を基盤とする東アジア・欧米諸国との比較研究のありかたを横断的に学ぶことに積極的な姿勢を示していること。さらに、より高度の専門的な研究能力を身につけて、社会に貢献しうる自立した研究者となるべく、国内外での研究発表や史料収集に積極的に取り組み、問題解決のために持続的に研究する意欲があるかどうかを評価する。
  3. 入学前学習として求めること
    比較日本文化専攻では、近年、課程博士論文の提出(博士号の取得)を前提として院生の入学を求めている。博士前期課程の段階で、文化(文学・芸術)、思想、歴史、政治経済、社会、宗教といった幅広い学問分野を横断的に学んでおいてもらいたい。そのうえで執筆を予定している博士論文にかかわるテーマを絞り込み、指導教授の特殊研究でさらに研鑽を積み重ねられるように、先行研究の整理や問題設定の検討などを十分に進めておくことを入学前に求める。

[社会学専攻博士前期課程]

  1. 求める学生像
    社会学専攻では、産業・行政・福祉・教育等の諸分野において生起している諸問題に明確かつ具体的な関心を持ち、それらの解決に向けて強い意欲のある学生を求める。また、社会問題の解決において、社会調査の実施に関する技法と、それぞれの分野における専門的な知識、および、それらにもとづいた分析の有効性を理解したうえで、その修得を望み、修了後は高い能力を有した専門職業人または研究者として社会に貢献しようとする学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    社会学専攻では、自身が探求しようとしている社会問題に関して、解決に向けた強い意欲があるかどうか、その裏づけとなるような具体的な知識を有しているかどうか、研究計画は明確であるかどうかなどを重視した評価を行なう。また、学部における卒業論文作成などの学術研究の経験の有無や、社会人としての経験を有している者についてはその経歴の内容を加味する。
  3. 入学前学習として求めること
    社会学専攻の博士前期課程のカリキュラムは、社会学全般および産業・行政・福祉・教育等の分野にまたがっており、それぞれの分野での専門的な知識を修得・運用し、専門職業人または研究者としての能力を向上させるものとなっている。これらを体系的に学修できるよう、それぞれの分野での基本文献を読破し、さらには自身が研究しようとしている分野の現状を調べ、理解を深めておくことを求める。

[社会学専攻博士後期課程]

  1. 求める学生像
    社会学専攻では、産業・行政・福祉・教育等の諸分野において生起している諸問題の解決に向けて、自律した研究者となることに強い意欲のある学生を求める。とくに、自身の研究領域において一定の研究経験と知見を持ちながら、独創的な視点からの研究をさらに進め、その成果によって社会に貢献しようとする学生を求める。
  2. 入学者選抜において評価する点
    社会学専攻では、入学者選抜において、修士論文の作成等の学術研究を経験しており、それによって、自身の研究領域における基礎的な知識と技法を修得し、かつ一定水準の知見の蓄積を有しているか否か、その研究を独創的な形でさらに押し進めるため明確で遂行可能な研究計画があるかどうか、研究の成果により社会的課題の解決に貢献するという自律した研究者としての社会的な責任を果たすことへの強い意欲があるかどうかなどを重視した評価を行なう。
  3. 入学前学習として求めること
    博士論文の提出を希望するものの入学を求めている。博士前期課程の段階で、産業・行政・福祉・教育等の諸分野を横断的に学び、社会調査の技法など研究を行うための方法を体系的に学んでおいてもらいたい。博士論文の執筆は長期に渡るものであり、体系的な調査の実施や研究上のオリジナリティの明確化などが求められる。研究計画について、スケジュール等も含めた遂行可能性を十分に吟味しておくことを求める。

2.教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

文学研究科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。

※ 教育課程の体系性や学位授与方針との対応関係はシラバス等により別途明示する。

[文学研究科博士前期課程]

1.教育
学位(文学もしくは社会学)に基づき、次のように教育課程を編成する。

【英語英米文学専攻(文学)】
学士課程の学修をさらに発展させて、文学の知識を必須とする専門職業人として社会に貢献し得るための豊かな学識・教養と、研究者として主体的に独創的な研究活動に取り組むための学問的基礎の修得を実現するため、次のように教育課程を編成し、修士論文執筆のための体系的なシステム(修士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、英文学、米文学、英語学の専攻分野ごとに、研究科目、演習科目、特論科目から編成し、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた修士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 学士課程の学修をさらに発展させて、英文学、米文学、英語学の知識を持った高度な専門性を必要とされる職業人や研究者を育成する。
  • 英文学の専攻分野では、正統的な研究方法を基盤に、中世文学、小説、詩、劇、批評等の分野の原典を正確に読解する能力を身に付け、主体的鑑賞力、批評眼とともに、独自の批評原理が開拓できるような幅の広い研究能力を養う。
  • 米文学の専攻分野では、テキストの正確な読みを土台にして、個々の作家の作品を鑑賞及び批評することにより、考察力と幅広い研究を進める能力を涵養する。
  • 英語学の専攻分野では、言語理論の研究を基礎に、英語を文化的側面及び伝達面から考察し、高度な知識を身に付ける。
  • 演習科目は担当教員の指導のもとに、専門領域やその隣接する研究領域における課題に関しての学生の主体的なアプローチ能力を涵養し、修士論文執筆のための十分な準備を行う。そのために講義課目とのカリキュラムの連関を計り、学際的な視野と専門的な知識を身につける。

【比較日本文化専攻(文学)】
学士課程の学修をさらに発展させて、文学の知識を必須とする専門職業人として社会に貢献し得るための豊かな学識・教養と、研究者として主体的に独創的な研究活動に取り組むための学問的基礎の修得を実現するため、次のように教育課程を編成し、修士論文執筆のための体系的なシステム(修士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、文化論、文化史、欧米史、文学、思想、中国、朝鮮、日本語の専攻分野ごとに、研究科目、演習科目、特論科目から編成し、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた修士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 学士課程の学修をさらに発展させて、比較文化研究の視点と方法に基づき、文学・芸術・思想歴史・政治経済・社会等の領域にまたがり、日本文化の特質を領域横断的に解明し、専門的に分析できる能力を培うとともに、比較文化の視点を身に付ける。
  • 演習科目は担当教員の指導のもとに、専門領域やその隣接する研究領域における課題に関しての学生の主体的なアプローチ能力を涵養し、修士論文執筆のための十分な準備を行う。そのために講義課目とのカリキュラムの連関を計り、学際的な視野と専門的な知識を身につける。

【社会学専攻(社会学)】
学士課程の学修をさらに発展させて、社会学の知識を必須とする専門職業人として社会に貢献し得るための豊かな学識・教養と、研究者として主体的に独創的な研究活動に取り組むための学問的基礎の修得を実現するため、次のように教育課程を編成し、修士論文執筆のための体系的なシステム(修士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、社会学、社会福祉学の専攻分野ごとに、研究科目、演習科目、特論科目から編成し、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた修士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 学士課程の学修をさらに発展させて、高度な社会学教育を通じて、専門職業人や研究者を育成する。
  • 社会学全般及び産業・行政・福祉・教育の各分野での専門的な知識の修得・運用と研究能力の向上に関わる学習内容を提供する。
  • 研究科目により専門知識を修得し、演習科目により研究・運用能力を向上させるよう、段階的・体系的に科目を編成する。
  • 特論科目により、研究の基本能力に関わる原典講読や関連領域に関する学びを通じて、幅広い知識を身に付ける。
  • 演習科目は担当教員の指導のもとに、専門領域やその隣接する研究領域における課題に関しての学生の主体的なアプローチ能力を涵養し、修士論文執筆のための十分な準備を行う。そのために講義課目とのカリキュラムの連関を計り、学際的な視野と専門的な知識を身につける。

2.評価
研究によって培われた能力の評価について次のように定める。

  • 学期末や平常時に行われる試験・レポート及び修士論文の審査を通じて、専門分野に関する知識・理解力を評価する。
  • 実習及びゼミナールでの発表、修士論文の審査を通じて、思考力・論理性やプレゼンテーション能力を評価する。
  • 研究室・ゼミナールでの取組み、学会での発表状況や中間報告会により、研究への意欲や態度を評価する。

[文学研究科博士後期課程]

1.教育
学位(文学もしくは社会学)に基づき、次のように教育課程を編成する。

【英語英米文学専攻(文学)】
博士前期課程の学修をさらに発展させて、文学分野において、研究者として自立して研究活動を行い、その他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識の修得、さらに創造的な研究者として社会に貢献し得る水準の博士論文を所定の年限において作成する能力を涵養するため、次のように教育課程を編成し、博士論文執筆のための体系的なシステム(博士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、特殊研究と特殊講義に大別し、英米文学分野と英語学(英語教育を含む)分野の科目編成により、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた博士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 博士前期課程の学修をさらに発展させて、主体的な研究計画に基づいて、博士論文を完成させるとともに、英語英米文学の研究者として、自律して活動研究を行うことができる研究能力を涵養する。
  • 英米文学の分野では、最新の学会の動向を視野に入れながら、英米文学についての専門的で高度な研究を行うため、博士前期課程で修得したオーソドックスな研究を基盤に、中世英文学、小説、詩等の各分野において、高度に専門的な論文を作成する能力と方法論を養い、さらに伝統的な英米文学の領域を超える比較文学等をも幅広く視野に入れた専門的な論文を作成する能力と方法論を養う。
  • 英語学(英語教育を含む)の分野では、文献学や言語理論の研究を基礎に、音声・音韻・形態・統語各部門を通時的・共時的両面から実証的に研究し、高度に専門的な論文を作成する能力と方法論を養う。

【比較日本文化専攻(文学)】
博士前期課程の学修をさらに発展させて、文学分野において、研究者として自立して研究活動を行い、その他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識の修得、さらに創造的な研究者として社会に貢献し得る水準の博士論文を所定の年限において作成する能力を涵養するため、次のように教育課程を編成し、博士論文執筆のための体系的なシステム(博士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、特殊研究と特殊講義に大別し、比較日本文化に関わる分野の科目編成により、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた博士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 博士前期課程の学修をさらに発展させて、日本を基盤とする東アジア・欧米との比較研究のあり方を横断的に学び、主体的な研究計画に基づいて博士論文を完成させるとともに、高度な学識を基に自律した研究者として社会に貢献しうる研究能力を涵養する。
  • 指導教員の指導と合わせて、研究能力の向上と、それを支える専門知識の修得を継続的・体系的に進めながら博士論文の執筆を行う。

【社会学専攻(社会学)】
博士前期課程の学修をさらに発展させて、社会学分野において、研究者として自立して研究活動を行い、その他の高度に専門的な業務に従事するために必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識の修得、さらに創造的な研究者として社会に貢献し得る水準の博士論文を所定の年限において作成する能力を涵養するため、次のように教育課程を編成し、博士論文執筆のための体系的なシステム(博士学位取得プロセス)を提供する。

  • 教育課程は、特殊研究と特殊講義に大別し、社会学分野と社会福祉学分野の科目編成により、専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた博士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
  • 指導教員の指導と合わせて、研究能力の向上と、それを支える専門知識の修得を継続的かつ体系的に進めながら博士論文の執筆を行う。
  • 博士前期課程の学修をさらに発展させて、主体的な研究計画に基づいて博士論文を完成させるとともに、高度な学識を基に自律した研究者として社会に貢献しうる研究能力を涵養する。
  • 特殊研究では、独創的な研究を自律して行う能力を修得する。
  • 特殊講義では、独創的な研究計画の策定を支えるためのより高度な知識を修得する。

2.評価
研究によって培われた能力の評価について次のように定める。

  • 学位論文の審査や研究成果の内容とその公表状況により、専門分野に関する知識・理解力を評価する。
  • 実習及び発表した学術論文や博士論文の内容、研究発表や公開説明会等を通じて、思考力・論理性やプレゼンテーション能力を評価する。
  • 研究室・ゼミナールでの取組み、学会や学術論文の発表状況や、口頭試問等により、研究への意欲や態度を評価する。

3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

文学研究科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げる方針に基づき学位を授与する。

[文学研究科博士前期課程]

修了要件を満たし、修士論文の審査によって、次のとおり資質や能力を有していると認められる者に、修士(文学)もしくは修士(社会学)の学位を授与する。

【共通(文学・社会学)】

  • 専門分野において高度な研究を行う能力を修得している。
  • 専門分野における広く深い知識と正確な判断力を修得している。

【英語英米文学専攻(文学)】

  • 英語英米文学専攻の各分野における研究能力と高度な専門性を必要とされる職業を担うための優れた能力を修得している。

【比較日本文化専攻(文学)】

  •  文化(文学)、歴史、思想の学問分野を基調としつつ、日本を基盤とする東アジア・欧米との比較研究のあり方を横断的に学び、より高度な広い見識を身に付けている。

【社会学専攻(社会学)】

  • 文献の精読や調査の実施等に関わる社会学の高度な知識と技術及び産業・行政・福祉・教育等の諸分野における専門知識を修得し、これらを活用・運用することで、主体的に研究活動を行う能力を修得している。
  • それぞれの分野の中核を担う専門的職業人として社会に貢献できる能力を修得している。

[文学研究科博士後期課程]

修了要件を満たし、博士論文の審査によって、次のとおり資質や能力を有していると認められる者に、博士(文学)もしくは博士(社会学)の学位を授与する。

【共通(文学・社会学)】

  • 専門分野において高度な研究を行う能力を修得している。
  • 専門分野における広く深い知識と正確な判断力を修得している。

【英語英米文学専攻(文学)】

  • 英語英米文学の研究者として自律して活動し、あるいは高度な専門業務に従事するために必要とされる能力と知識を修得している。
  • 自ら研究を遂行するにあたり、高い倫理性と強固な責任感を身に付けている。

【比較日本文化専攻(文学)】

  • 博士前期課程の研究成果を前提に、博士の学位にふさわしい研究能力を身に付けている。
  • より高度の専門的な研究能力を養い、社会に貢献しうる自律した研究者としての能力を身に付けている。

【社会学専攻(社会学)】

  • 専門分野についての高度な学識をもとに、自身の専門領域で主体的に研究課題を定め、独創的な視点を持ちながら研究計画にしたがって研究を進めることができる。
  • 研究成果を博士論文として結実させることで、自律した研究者として社会に貢献し得る能力を身に付けている。