社会連携教育

社会とつながり、実践的な力を育む

IoTやAI、5G、ブロックチェーンなど、現在、わたしたちの生活や社会を大きく変える新たな技術革新が加速しています。また、少子高齢化や人口減少、貧困、食糧、エネルギー問題など、社会が抱える課題は様々です。これからの社会で活躍するためには、こうした不確実性の高い未来を他者と協働して生き抜いていく「力」が求められています。関東学院大学では、企業や自治体、地域と深く関わり合う社会連携教育を通して、「自ら課題を発見する力」、「情報を整理して解決方法を導く力」、「多様な人々と協働できる力」を育みます。

地域や企業、自治体と広く連携

大学での学びは、キャンパスの中だけにとどまりません。教室で身につけた知識を社会の中で実践し、失敗を重ねながら学びを深めていきます。関東学院大学の学生は、同じ学部やゼミの仲間だけではなく、他の専門分野を学ぶ学生たちや、研修先の先輩たち、地域の人々、企業人など、多様な人と関わり合いながら、実社会における課題発見・解決にチャレンジしています。

地域や社会と連携した全学共通科目

フィールドとなる「かながわ」を学ぶ

関東学院大学の学びのフィールドとなる神奈川県の特性を理解することを目的とする「かながわ学」。神奈川県は、国際観光都市、工業地帯、農地、漁港、温泉、観光地、米軍基地、人口減少地域など、多彩な特色を持つエリアです。地域企業や自治体、プロスポーツチームなどの専門家や実務家を招いた「現場」の視点を重視した科目群から、自分の興味・関心・専門分野に応じて「地域」を学び、課題の発見・解決をめざします。

「かながわ学」10のアプローチ

  • 「行政」:神奈川県内の自治体の職員によるオムニバス型の講義
  • 「経済」:地元金融機関による寄付講座(湘南信用金庫)
  • 「政治」:超党派の地方議員連盟による講師陣
  • 「スポーツ」:神奈川県内プロスポーツチーム選手によるゲスト講義
  • 「歴史・文化」:横浜開港の歴史・文化を中心に学ぶ
  • 「自然」:海と山に囲まれた神奈川の自然環境、地域特性について学ぶ
  • 「健康」:現場の視点から公衆衛生を中心に学ぶ
  • 「地域安全」:神奈川県警OBによる実践的な学び
  • 「地域づくり」:行政、企業、地域の視点からまちづくりを学ぶ
  • 「コミュニティ」:コミュニティ開発、参加型行政の現状と地域課題の解決に向けて学ぶ

「KGUキャリアデザイン」科目群

KGUキャリアデザイン入門」から「KGUインターンシップ実習」までの6科目からなるのが「KGUキャリアデザイン」科目群。神奈川県との連携科目「KGUキャリアデザイン基礎I」や毎回さまざまな企業から講師を招き、各業界・企業の生の声を聞くことのできる「KGUキャリアデザイン応用I」など、自分自身のキャリアや、4年間の学びや学生生活をデザインするきっかけとなる科目が充実しています。入学した皆さんが、関東学院大学の学生として多様な社会の中で『私』『私たち』を積極的に位置づけ、現在と未来をデザインするための科目です。

KGU
キャリアデザイン
入門
関東学院大学生としての4年間と卒業後をデザインする

皆さんが「関東学院大学生としての“私”“私たち”について知る・考える」科目です。授業を通して、大学のことや、自分と社会の関係を知り、「生き方」「働き方」「大学生活の過ごし方」を自分で考え、行動するきっかけをつくっていきます。  授業は、関東学院大学の歴史と建学の精神を学んだ後、60~80名ほどのグループに分かれて、「自分の強みは?」「社会が求める人材とは?」「社会と学問の関係は?」など、社会に出るにあたって必ず知っておきたい重要なテーマを、ワークやグループディスカッション、プレゼンテーションなどを通して考えていきます。考えを深めるサポートとして、「GPS-Academic」を受検し、その結果をもとに自己理解を深めていきます。

配当:1~2セメスター(登録必須)春学期
KGU
キャリアデザイン
基礎Ⅰ
現代社会の多様性を学ぶ(神奈川県連携科目)

人生100年時代を踏まえた「ライフキャリア」をデザインします。  男女共同参画社会の形成や展開に加えて、パートナーシップ、ロールモデルの必要性を理解することで、男女差だけでない多様性(ダイバーシティ)の観点を学びます。また、卒業生たちが社会でどのような体験を重ねているかを知ることで、社会の実情を理解し、自らの目指すべき道を考察する。さらに、社会人で働くために必要な業界・企業研究に取組み、労働に関する法律について学びます。このような社会情勢を踏まえて、人生100年時代を踏まえた「ライフキャリア」をデザインします。

配当:2~5セメスター秋学期
KGU
キャリアデザイン
基礎Ⅱ
社会人インタビューを通して「生き方」と「働き方」を考える

「社会の中の『私』「私たち』を知る」をテーマに、卒業後に社会へ出てから「自分はどうありたいのか?」「どんな働き方をしていきたいのか?」を、現実社会の変化や実情に即した視点で、自分のキャリアをデザインできるようになるための科目です。

配当:3~5セメスター春学期
KGU
キャリアデザイン
応用Ⅰ
就職力を身につける(一般社団法人経営倫理実践研究センター寄附講座)

日本を代表する企業(中外製薬、TBS、HISなど)の担当者から、さまざまな業界・企業の概要、各社のCSR(企業の社会的責任)活動、消費者問題(食の安全・環境問題・金融など)とその取り組みについての講義を受けることにより、自立して適正な判断を行うことができる消費者市民としての力をつけ、将来の進路について考えるきっかけとします 。

配当:3~8セメスター秋学期
KGU
インターンシップⅠ
(事前指導)
インターンシップをキャリア形成へのファーストステップとするために

インターンシップに参加を希望する学生に対し、その事前指導となる講義を行います。特に、インターンシップに臨むにあたって、自分なりの目的意識を持つことを重視します。そして、ただ漠然と参加するだけのインターンシップとならないよう、さまざまなワークを通じてインターンシップに必要な事前知識や素養を理解し、身につけさせます。

配当:5~6セメスター春学期
KGU
インターンシップⅡ
(実習)
インターンシップは「学び」を見つめ直す機会にもなる

本授業では、KGUインターンシップⅠ(事前指導)で修得したことを踏まえて、事業所での就業体験や、大学での報告会を通じて、社会で働くにあたって重要なことを学び、将来のキャリアビジョン(なりたい自分、職業選択など)について考えます。

配当:6~7セメスター秋学期

社会に開かれた大学へ

社会連携教育の拠点として、国際都市横浜の行政やビジネスの中心地である「関内」に新たにキャンパスを開設予定。この「横浜・関内キャンパス」は、教育施設としての機能にとどまらず、市民にも開放するコワーキングスペースやマッチングオフィス、国際交流ラウンジなどを備え、学生と市民、企業人など国内外の多様な主体が集いイノベーションを誘発する「知の交流拠点」を目指します。
横浜の街全体が関東学院大学の学生のキャンパスです。