国際化教育

多様化する社会で、他者と共創できる人材を育成する

急速な情報化やグローバル化に伴いますます多様化していく社会では、学びにおいても、多様な人々と議論や協働しながら、新しい価値の創造にチャレンジすることが重要です。そのためには、自らについて理解し、自らの意見を自らの言葉で世界に発信していく力を養う必要があります。
関東学院大学では、多様化した社会でグローバルに活躍する「多文化を理解し、他者と共生しながら社会に貢献できる人材」の育成を目指し、国際化教育を行っています。

グローバルインスティテュート

現代の国際社会は、世界が抱える諸問題を一つの専門領域だけで解決する事が難しいほど複雑になり、様々な専門知識や国際教養を持つ人々が協働して問題解決に取り組まなければなりません。関東学院大学では、グローバル・ポリシーに基づき、主体的な課題設定、コミュニケーション能力、協調・協働といったスキルを伸ばし、グローバル社会や多文化共生社会での課題解決に向けたグローバルインスティテュート(IGC)プログラムを2024年度秋学期より開講します。
IGCのプログラムは、「導入」、「イシュー」、「スキル」、「プロジェクト」、「総括」の5つの領域により構成されます。この5つの領域に、IGCが設置する6科目と、各学部開講のグローバル社会に関連する2科目を履修することによって、学部教育の専門性と合わせて、「地球市民」としてのグローバルな課題解決力を育成することを目指します。

※ IGC:Institute of Global Citizenshipの略称

KGU Global Initiative Project

KGU Global Initiative Project(以下GIP)とは、学生たちが自主的に企画立案する多文化交流プロジェクトの呼称です。国際センターが主催し、学生たちが考案したプロジェクトに対して活動資金の援助などの支援を行います。2024年度は、カンボジアをフィールドに、電力供給が未整備の地域でも使用できるソーラーランタンを配布し、子どもたちの学習環境向上を目指すプロジェクトなど、計10件が採択されました。

グローバルな視点を養う国際交流

国籍や年齢、職業、肩書などを超えた多様な人たちとの議論は、相手の文化や考え方、ものの見方に気づかせてくれます。関東学院大学では、留学生との交流や、海外でのフィールドワーク、留学などの多彩な機会を通して、あらゆる境界を超えて他者と協働し、新しい価値を生み出す力をはぐくみます。
協定校である海外大学や研究機関との学術交流も盛んに行われています。一例として、ベトナムの国立大学からの要請により、関東学院大学が実施する社会連携型教育プログラムである日本型「ビジネスプラン」講座を2017年よりハノイ貿易大学に提供し、関東学院大学より教員を派遣しています。学生はもちろんのこと、研究者同士も国を超えて活躍できる機会が数多くあります。

異なる価値観の交流が、日々の生活になるインターナショナル・レジデンス

横浜・金沢八景キャンパスから徒歩2分の立地に、新しい学生寮「インターナショナル・レジデンス」が誕生しました。様々な地域や国からの学生を広く受け入れ、400人の寮生がともに学び、ともに暮らします。
寮生の交流を活発にするため、シアタールーム、ダイニングスペース、スタディラウンジなど、共有スペースが充実しているのが特徴です。異文化交流会や勉強会など、学生は共有スペースを使って様々なイベントを企画することができます。
また、大学の目の前徒歩2分の場所に位置しているので、医務室や学食などキャンパス内の施設も寮生活の中で有効に活用できるのも、魅力の一つです。
暮らしながら多様な価値観にふれ、これからの社会に求められる高度なコミュニケーション能力を磨く絶好のステージです。

共用ラウンジ

共用ラウンジ

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