少人数教育

ゼミナール/研究室を中心とした少人数での専門的な学び

関東学院大学では、ゼミナールや卒業研究など、少人数での専門領域の学びを重視しています。基礎や専門領域の知識を身につける講義に加え、少人数グループ制で教員のきめ細かい指導を受けながら専門領域のテーマについて探求するゼミナールでの学びを通して、知識を活用する力を身につけていきます。
それぞれの興味・関心のある専門領域のテーマについて、資料収集、調査やグループ討議を繰り返しながら探求していくゼミナール・卒業研究は、大学ならではの学び方。各学部の専門領域によって、少しずつ学び方は違いますが、基本的なゼミナールでの学びでは、おおむね以下のような流れで、考える力や、他者と意見やアイデアを共有するための表現力、コミュニケーション力などを身につけていきます。

研究テーマ設定

これまでの専門領域の学びを通じて得た自分の興味、関心、疑問などを元に、指導教員やゼミナールの仲間たちと議論しながら、研究テーマを設定します。1年間かけて探求する大切なテーマなので、少人数ならではの教員のきめ細かい指導を受けながら、じっくり考えます。

調査・資料収集

研究テーマに関連する資料・情報を、図書館にある膨大な資料や、世界中の文献の中からの文献検索や、WEBサイトで検索して収集し、整理します。その他にも、必要に応じてキャンパスの外に飛び出して、企業や自治体、地域などへのフィールドワークや、インタビューなどを通した調査を行います。

グループ討議(ゼミナール)/実験・分析・制作(研究室)

グループ討議(ゼミナール)
整理した資料・データや調査結果を元に、個人やグループでの考えやアイデアをまとめていきます。この考えやアイデアについて、指導教員やゼミナールの仲間とのグループでの討議を通して、さまざまな視点の意見を取り入れたり、足りない点を補うことで、ブラッシュアップしていきます。

実験・分析・制作(研究室)
収集した資料・データや調査結果を元に、実験や分析、あるいは実物や模型の製作を行います。実験は、成功よりも失敗のほうが多いもの。指導教員や仲間との討論を通じ、何度も挑戦して成功を目指します。

成果発表

研究成果を誰もが理解、納得できる形に整理して学内や学会で発表します。第三者でも理解できる論理を構築し、統計データや文献の引用で裏付け、相手に伝わるプレゼンテーション力を身につけます。

卒業論文

4年間の学びの集大成
ゼミナールや卒業研究を通じた学びを生かして、興味・関心のある専門領域のテーマについて、さらに深く掘り下げながら、卒業論文を作成していきます。設定したテーマに基づいて骨子を組み立て、文献の読み込みやフィールドワークなどによるリサーチを行った上で、自分自身で組み立てた論理を明確な文章で伝えることが求められます。
卒業論文で設定するテーマは、ゼミナールや研究室での学びを発展させたものから、身近な日常の視点を取り入れたものまで、多種多様。指導教員と議論を行いながら、卒業論文をまとめるプロセスを通して、4年間に身につけた知識やスキルを総合化し、実践的に活用できる力を身につけます。

英語の習熟度に応じた少人数クラス編成

関東学院大学では、すべての学部において、少人数クラス編成によって英語力を高めることができる学習環境を整備しています。初年次の英語学習においては、入学時にプレイスメントテストを実施し、スコアに応じて習熟度別にクラス編成を行います。それぞれの学生の入学時の英語力に応じた少人数クラス編成によって、着実な英語力の向上を目指します。
2年次以降については、それぞれの学部の専門分野の特性によって、英語教育・科目群は異なってきますが、すべての科目で少人数教育を徹底して行い、グローバル化が進むこれからの社会で必要となる英語力、コミュニケーション力を養っていきます。
英語が苦手な学生のためには、学生支援室にて開講している学生支援塾で英語講師によるマンツーマンでの個別指導によるサポート体制も用意。また、留学を目指す学生に向けては国際センターでTOEFL ITPテスト対策講座、就職活動に向けては就職支援センターでTOEIC対策講座も開講するなど、学生それぞれの目標やレベルに向けて、きめ細かな英語学習サポートを行っています。