校章
関東学院大学の校章は、オリーブの三葉に由来します。旧約聖書中の有名な「ノアの方舟」の物語の中で平和と繁栄を象徴するものとされています(創世記8章11節)。 一つに結ばれた三つの葉は三位一体なる神をしめすとともに教育理想である三育すなわち知育、徳育、体育を表します。そして、三葉にいだかれ育まれる新芽は、関東学院大学に集う若人を表しています。
校歌
一.
青海は 波しずかなり
平潟に 白鳥舞いて
陽はうらら 空にかがやく
関東学院 われらがまなびや
二.
世のみだれ きわまる時は
かんらんの 若葉かざして
ひたすらに 真理たずねん
関東学院 われらがまなびや
三.
幾百年 歴史を秘めし
山を負い 海に沿いつつ
思い新に 若人つどう
関東学院 われらがまなびや
四.
時うつり 人変わるとも
ここ常に ひびく声あり
“Be a man and serve the world.”
関東学院 われらがほこり
作詞/伊藤卓二 作曲/旧海軍音楽隊 <校歌を聴く(mp3形式)>
校歌由来
旧制の関東学院高等商業部で校歌を募集したところ、在校生の伊藤卓二氏が作詞した作品が校歌として採用されました。作曲は、横須賀の海軍音楽隊に依頼し、1935年に校歌が発表されます。この時に発表された校歌では、三春台校地から見える横浜港などが歌いあげられています。
戦災の影響で終戦後に現在地(横浜市金沢区)にキャンパスが移転すると、関東学院に勤務していた伊藤氏本人が改作。横浜・金沢八景キャンパスの目前に広がる平潟湾などが登場する校歌は、多くの学生により歌い継がれてきました。また、改作前の校歌は、三春台校地の関東学院中学校高等学校で現在も継承されています。