加速化する時代に必要とされる資質能力を育む
教職支援センターは、幼小課程、中高課程とを連携し、大学全体として教職を目指す学生の支援と一層の教育の充実を行う目的で、教育課程を責任持って運営していく上での中心的な役割を担う機関として、2017年に設立されました。
近年のグローバル化・情報化・少子化・高齢化・社会全体の高学歴化等を背景に、教育現場では、心豊かに自立して生き抜く基礎力とともに、未来に向けた高い資質能力を有する人材育成が求められています。これらの力を育むためには、高い教育資質能力を備えた教員が必要です。
教職支援センター長挨拶
副学長
教職支援センター長
江頭 幸代
教職支援センターでは、本学の人材、知見及び施設等の資源を有効に活用し、教育者としての使命感・人間の成長・発達についての深い理解と教育的愛情を持つ者を輩出し現場の学校へ貢献していきたいと思っております。
2016年度からは、選択必修領域にアクティブ・ラーニングを開講し、今後も本学の教育課程をプラットフォームとして、社会連携教育を幅広く展開していきます。
昨今、社会では「教員不足」が問題視されていますが、教職支援センターでは、専門科目の専門的知識、広く豊かな教養、これらを基盤とした実践的指導力、地球的視野に立って行動するための資質能力、変化の時代を生きる社会人に求められる資質能力を踏まえて、「教職に対する強い情熱」「教育の専門家としての確かな力量」「総合的な人間力」を持った人材育成に取り組みたいと思います。
教職支援センターを起点として、学生、現場の先生、大学の教員さらには教育委員会等とも連携し、学院内の教育環境を向上させると共に、学院内一貫教育のさらなる充実を実践し、学生たちが教育現場に旅立っていければこれほど喜ばしいことはありません。
サポート体制
教員を目指す学生へ教育実習や介護等体験の事前・事後指導、ボランティアの紹介、各種教育委員会・教職大学院への大学推薦など、積極的なサポートを行っています。
教育実習・介護等体験の事前・事後指導
教育実習の前年度に、事前訪問調査・面接・教育実習手帳の作成等を行い、実習に備えます。そして実習後に振り返り、課題を見出して改善方法を考えることで、目標すべき教師像を明確化します。
また介護等体験においても、全3回の事前指導を行うことで、高齢者や障がいを持つ方にどのような支援が必要か考えます。
教員採用試験対策
教員採用試験対策DVDでのオンライン学習や、経験豊富な現役高校教員による対策講座(集中講義)、各教育委員会に対応した具体的な試験対策のアドバイスなど、年間を通して学ぶ機会を豊富に整えています。
横浜市立横浜商業高等学校(Y校)との連携
2012年より、横浜市立商業高等学校(Y校)と関東学院大学は、協定を締結していましたが、Y校の140周年を機に2022年3月に両校の関係を強化するために、協定の再締結を行いました。これまで同様に、両校の友好関係を深め、高校の生徒の視野の拡大、学習意欲の向上を図るとともに、大学の求める学生像および教育内容等への理解を深めます。さらに、今後は教職員の教育力向上に資する情報交換・交流を密に実施します。
協定に基づきYBCクラス(ビジネスシーンをリードする人材育成を目的としたクラス)の授業で、本学経営学部の学生が毎週、指導やプレゼンテーションの指導を行いました。
【協定校(抜粋)】
・神奈川県立金沢総合高等学校
・横須賀市立横須賀総合高等学校
・神奈川県立横浜国際高等学校
・神奈川県立湘南台高等学校
・湘南学院高等学校
教育実践センター
教職を目指す学生の実践的なサポートを行うため、教育現場での経験が豊富な教員が常駐する教育実践センターを設立。主に教員採用試験の二次試験対策の個別講座を行います。模擬授業や面接練習など、教員採用試験本番を想定した具体的なアドバイスを提供します。
取得できる免許状
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関東学院大学 教務課(教学担当)
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