総合大学の幅広い学び

リベラルアーツで総合力を身につける

近年、その重要性が語られるようになったリベラルアーツ。古代ギリシアで生まれたこの概念は、1つの専門分野だけでなく幅広い知識を身につけ、さまざまな分野から課題にアプローチできる総合力のある人材の教育をめざしたものです。

大学で学ぶ醍醐味は、専門知識を身につけ、大学の設備や環境を活用しながら、物事を深く追求できることです。11学部を持つ関東学院大学では、多様な背景を持つ人と出会い学びあうことで幅広い視野を身につけ、自分の興味や関心を探求することができます。

核となるゼミナールや研究室などの少人数での専門的な学びに加え、学部を横断した協働や社会と連携した活動など、幅広い領域の中から学びたいことを見つけることができます。

他学部受講制度について

自分の興味・関心、めざす進路に応じて、学部の枠を超えて科目を履修できる制度です。「経済学部に在籍しているが、社会福祉にも関心がある」といった学生のニーズにも応えることができます。

11学部で約1000科目(2023年度実績)を他学部に開放しており、約1000名(2023年度実績)の学生がこの制度を利用しています。

本制度で修得した科目の単位は、所属学部の基準により卒業所要単位としても認められます。

インスティテュートについて

インスティテュートは特定分野ごとに設置される学部横断的な教育プログラムです。学部の専門領域で学ぶ知見に加え、各分野の知識と理解を深めることで複眼的な視点を養い、総合的な知を修得することが可能です。

インスティテュートの開講科目は対象となるすべての学部の学生が受講可能で、修得した科目の単位は所属学部の基準により卒業要件として認定されます。

副専攻制度について

総合大学の多彩な学部構成を生かし、自分の専門分野はもちろん、他の学部の専門分野についても体系的に学ぶことができるのが、副専攻制度です。
例えば、理工学部でものづくりを学びながら、経営学部で「売り方」の視点を身につけるといった学びが可能です。

副専攻で修得した単位は、各学部の基準により卒業所要単位に算入され、各副専攻の修了要件を満たした学生には、卒業時に「副専攻修了証明書」が授与されます。

国際文化学部 英語教育副専攻
英語文化副専攻
比較文化学地域研究副専攻(日本文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(中国文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(韓国・朝鮮文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(アメリカ文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(イギリス文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(フランス文化コース)
比較文化学地域研究副専攻(ドイツ文化コース)
社会学部 現代社会学副専攻
経済学部 公共政策副専攻
経営学部 経営系副専攻
流通・マーケティング系副専攻
法学部 総合法務副専攻
公共政策法務副専攻
ビジネス法務副専攻
地域創生副専攻
理工学部 バイオサイエンス副専攻
応用化学副専攻
機械工学副専攻
電気電子工学副専攻
情報工学副専攻
都市防災副専攻
建築・環境学部 建築・すまいデザイン副専攻
サステイナブルデザイン副専攻
人間共生学部 コミュニケーション副専攻
共生デザイン副専攻
教育学部 こども発達副専攻
看護学部 看護系副専攻

横浜市内大学間単位互換制度について

提携している横浜市内の11大学で学んだ科目が、関東学院大学の卒業単位として認定される制度です。
各参加大学から、人文科学(哲学・歴史学・芸術等)、社会科学(法律・政治・経済等)、自然科学(物理・科学・医学・工学等)のほぼ全分野にわたる科目が提供されています。 自分の専攻をさらに深めるため、あるいは自分の大学に無い分野の科目を学ぶことが可能になり、学生の皆さんの幅広い関心と興味に応じた履修の機会が大幅に拡がります。

履修を許可された学生は、最長一年間、単位互換履修生(国立大学においては「特別聴講学生」という。)として取り扱われます。
どの科目を何科目・何単位まで履修できるか、また卒業要件単位として何科目・何単位まで認定されるかは、所属大学(学部)によって取扱いが異なりますので、教務課へお問い合わせください。

横浜市内単位互換制度への参加大学

関東学院大学 国際文化学部、社会学部、経済学部、経営学部、法学部、理工学部、建築・環境学部、人間共生学部、栄養学部、教育学部、看護学部
神奈川大学 法学部、経済学部、経営学部、外国語学部、国際日本学部、人間科学部、理学部、工学部、建築学部、化学生命学部、情報学部
國学院大学 文学部、法学部、経済学部、神道文化学部、人間開発学部、観光まちづくり学部
鶴見大学 文学部
桐蔭横浜大学 法学部、医用工学部、スポーツ健康政策学部、スポーツ科学部、現代教養環
東京都市大学 環境学部、メディア情報学部
東洋英和女学院大学 人間科学部、国際社会学部 (但し、女子学生のみ受け入れ)
フェリス女学院大学 文学部、国際交流学部、音楽学部 (但し、女子学生のみ受け入れ)
明治学院大学 社会学部、法学部、国際学部
横浜国立大学 教育学部、経済学部、経営学部、理工学部、都市科学部
横浜商科大学 商学部
横浜市立大学 国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部、国際総合科学部、医学部

 

出願資格

単位互換の参加大学に在籍する学部学生は、所属大学の許可があれば、誰でも出願資格があります。 履修可能な科目数・単位数、認定される科目数・単位数の上限は、所属大学(学部)によって異なります。 詳細は、関東学院大学各教務課窓口または年度初旬に関東学院大学で開催される履修ガイダンス(オリエンテーション)等で確認してください。

出願方法(出願期間・出願書類・提出場所)及び授業料等

春学期・秋学期・通年とも、すべて4月初旬の所定期間に、関東学院大学各教務課窓口で出願受付を行います。 また、出願書類は、関東学院大学各教務課窓口で配布します。 授業料は、実習・教材費等特別にかかる費用が必要な場合を除いて無料です。

履修許可および仮受講

提出した出願書類は、関東学院大学から単位互換履修生の受入れ大学に送付され、選考のうえ、選考結果は、4月下旬に所属大学を通じて出願者に通知されます。 春学期科目・通年科目については、出願して履修許可通知が届く前に授業が開始されることがありますが、この間は、その授業科目を仮受講することができます。

単位互換履修生の取扱い

  1. 単位互換履修生は、履修許可通知を受けた科目を受講することができ、所定の試験に合格すれば単位の認定を受けることができます。
  2. 履修期間中は、受入れ大学の定める範囲内において、図書館など受入れ大学の施設を利用することができます。
  3. 受入れ大学は、4月下旬にお知らせする履修許可通知と同時に、単位互換履修生に対して「単位互換履修生証(身分証明書)」を交付します。
  4. 休講等の通知は、原則として受入れ大学の掲示等で確認してください。

大学院特別履修生について

教育改革を促進し、学部と大学院の連携を深めるため、大学院博士前期課程設置科目の履修(大学院特別履修生)を可能にしました。 その修得単位は関東学院大学大学院博士前期課程に進学した際、本人の申し出により修了要件単位数として認定することができます。

大学院特別履修生の注意

  1. 大学院特別履修生として出願できる者は、学部4年次生で大学院進学希望者とします。
  2. 大学院特別履修生として許可された者は、8単位を超えない範囲で、大学院博士前期課程設置科目を履修できます。その場合、大学院学生履修者のある科目に限ります。
  3. 学部4年次で履修した大学院博士前期課程設置科目は、大学院進学後同じ科目の履修はできません。
  4. この場合において、あらたな学費は徴収しません。

お問い合わせ

関東学院大学 教務課

受付 平 日:9:00~17:00
土曜日:9:00~12:30
TEL 045-786-7007
住所 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1