大学院 文学研究科

時代とともに大学院に求められる役割も変化し、現在の大学院は基礎的研究をはじめとした学術研究を推進するとともに、研究者および高度の専門能力を有する人材の養成という役割も担っています。特に、学部卒業生のみならず、いったん社会に出た後も常に新しい知識を獲得し能力を磨いていく社会人のリフレッシュ教育の必要性も高まっています。

文学研究科では、土曜開講を含む昼夜開講制を導入し、社会人の場合でも現職を離れずに講義が受けられるようカリキュラム編成や研究指導面について組織的・体系的な整備を図り、現在求められている大学院の役割に積極的に応えています。

 

学位の授与

修士の学位

文学研究科博士前期課程に2年以上在学し、所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、修士学位論文の審査および最終試験に合格した者に修士の学位を授与します。

  • 英語英米文学専攻 修士(文学)
  • 比較日本文化専攻 修士(文学)
  • 社会学専攻 修士(社会学)

博士の学位

文学研究科博士後期課程に3年以上在学し、所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、博士学位論文の審査および最終試験に合格した者に博士の学位を授与します。

  • 英語英米文学専攻 博士(文学)
  • 比較日本文化専攻 博士(文学)
  • 社会学専攻 博士(社会学)
 

研究科委員長メッセージ


大学院文学研究科委員長
教授 山口 稔

文学研究科は1993年度に英語英米文学専攻をもって創設され、1995年に社会学専攻、さらに2006年に比較日本文化専攻が発足し現在に至っています。この20数年の間に各専攻とも博士前期(修士)課程および博士後期課程の体制を整備し、これまでに各課程において博士の学位が授与されています。

今、日本の大学院は質的な側面で大きく変化してきており、研究者や大学教員を養成するだけでなく、各専門分野において高度な知識や技能をもつ専門職業人の育成にも力が注がれています。このような変化は学部学生だけでなく、社会人にとっても新たな可能性を提供するものとなっています。

本研究科は、平日の夜間(午後6時以降)や土曜日にも講義と演習が用意されています。現職を有する社会人、すなわち中・高等学校の英語科教員の方々や、社会学専攻では看護や社会福祉の仕事に携わる現場職員の方々にも、大きく門を開いています。一方、比較日本文化専攻では、東アジア諸国からの留学生たちも在籍してユニークな研究に励んでいます。また、仕事を続けながら大学院に通う社会人などに配慮し、本来の修業年限より長い期間で履修することを認めた長期履修制度も導入しています。

本研究科の教員スタッフには、各専門分野における優れた業績によって世に広く知られる教員も多く、その熱意溢れる指導により個々の大学院生の知的関心を高め、専門家としての能力向上を大きな目標に掲げています。多くのみなさんが本研究科で学び、ともに研究を深め、その成果を共有できる日がくることを願っています。

 

教員紹介

英語英米文学専攻

氏名 研究テーマ
アラン ボツフォード Walt Whitman's Leaves of Grass & Its Influence on 19th & 20th Century American Poetry; Creative Writing (Poetry)
安藤 潔 フランス革命時代の英国とロマン派詩人達
ナポレオン戦争時代の英国とロマン派詩人達
英国旅行文化
大橋 一人 英語の時制と相
草山 学 日・英語の使役事象を表す構文と事態把握の関連性
ジョセフ T. マキーム Materials development and curriculum design for ESL/EFL; language test-taking strategies
仙葉 豊 イギリス小説の起源(18世紀イギリス小説)
多ヶ谷 有子 物語文学における志について
宗教文学における煉獄の諸問題について
西原 克政 詩と絵画の相互作用
日本近代詩と現代詩の翻訳
平坂 文男 カオス制御による声帯振動のjitterの発生
吉田 広毅 協調学習、自律的学習、動機付け理論を基にした英語科教育
 

比較日本文化専攻

氏名 研究テーマ
伊藤 健人 言語学/日本語学(文法論・意味論・語用論)、日本語教育学
伊東 光浩 和漢比較語義研究、日本語の文法・語誌についての理論的並びに歴史的研究
井上 和人 日本近世文学、とくに西鶴および西鶴以後の浮世草子
大内 憲昭 朝鮮民主主義人民共和国の法制度
南北朝鮮の経済協力と法
大越 公平 カレンダーを通してみる文化事象の研究
日本および東南アジアにおける文化変容の比較研究
雪形伝承の研究
君塚 直隆 立憲君主制下のイギリスにおける政治と外交のあり方
18~20世紀のイギリスを中心とした国際政治史
鄧 捷 中国近現代詩、聞一多、格律詩、新月派、穆木天、魯迅「野草」
富岡 幸一郎 内村鑑三、カールバルト
森島 牧人 プロテスタンティズムと近代化
プロテスタント非国教主義セクトの展開
ヘブライズムの東アジアへの影響
矢嶋 道文 近世日本の「重商主義」思想研究(学位論文)
鎖国下の「本草(漢方薬)」(輸入および自生)とその効果に関する研究
 

社会学専攻

氏名 研究テーマ
新井 克弥 情報化に伴う社会行動・社会意識の変容
浦野 和彦 インダストリアル・リレーションズ論の社会学研究
労働福祉の社会学研究
大澤 善信 ポスト・モダン社会における自己と社会の理論
澁谷 昌史 家族支援の制度と方法
学校を基盤としたソーシャルワーク
千 錫烈 公共図書館における問題利用者への対応
19世紀イギリスの公共図書館利用者の階級分析
副田 あけみ 高齢者虐待防止ネットワーク構築法とアプローチの開発
多職種協働の技法開発
高橋 美惠子 問い考える学力の形成と人間形成
成熟社会における倫理・道徳教育
中村 克明 知る権利と図書館
人権と平和
植木枝盛研究
橋本 和孝 ベトナムにおける高齢者生活と若者の扶養観に関する研究
計画都市国家シンガポール社会の研究
麦倉 泰子 障害のある人の入所施設から地域での生活への移行についての調査研究
脳損傷者へのサポートについての研究
山口 稔 地域福祉の推進と住民の主体形成
コミュニティワークの方法
湯浅 陽一 環境問題の社会学的研究(ごみとリサイクル、再生可能エネルギーの普及と地域社会、公害の社会史など)
財政再建の社会学的研究
吉瀬 雄一 都市における規範の生成過程の研究
都市的異人の研究  
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