大学院 看護学研究科

急速な高齢化の進展、慢性疾患の増加などによる疾病構造の変化、医療の高度化、保健サービスに対する国民のニーズの高度化・多様化により、保健・医療・福祉を取り巻く状況は著しく変化し、看護職に求められる役割も大きく変化しつつあります。社会変化を捉え、広く地域社会のニーズに対応できる、より高度な専門職業人を養成することなどを目的として、関東学院大学では2017年4月より、看護学研究科修士課程を開設します。研究分野として、3分野5領域(看護管理学分野:看護管理学領域 生活支援看護学分野:母子看護学領域、高齢者・在宅看護学領域 療養支援看護学分野:クリティカル看護学領域、慢性看護学領域)を設置。高度な先行研究をベースに、学生と教員との間のディスカッションを通じて、学術的に臨床現場に資する価値を探求していきます。
また、働きながら学びを深めようとする人のために「昼夜開講制」「長期履修制度」などの制度を設け、学修意欲の高い現役看護職の学びを支援していきます。

 

学位の授与

修士の学位

看護学研究科修士課程看護学専攻に2年以上在学し、31単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上で 修士論文の審査、及び最終試験に合格した者に授与します。

  • 看護学専攻 修士(看護学)

 

研究科委員長メッセージ


大学院看護学研究科委員長
教授 木下 里美

本学大学院看護学研究科は2017年に開設し、2019年3月に1期生を送り出すことができました。

現在、本研究科は、3分野5領域で構成されていますが、学生たちは、自分の専門領域を探求するだけでなく、多様な共通科目の履修や、分野・領域を超えた交流と学習の機会を通し、学びを深めています。

2019年度入試から、看護師免許がない方も出願できる制度を設け、看護を学びたい看護職以外の方にも門戸を広げました。看護学の知識や研究成果を、ご自身のキャリア形成や人生に活かしたいと考えている方、ぜひ、本研究科で一緒に学びましょう。

さて、大学院の進学を考えている皆さんは、様々な動機をお持ちだと思います。

実践の場で、日々行っている業務や現象に疑問や課題を感じたり、自分の限界を感じたり、純粋に勉強をしたい、自己成長をしたいと思っている方もいらっしゃると思います。

大学院での学習や研究を通して、少しでもその根拠を追求し解決策が導き出せるよう、そして、お互いが成長できるよう、我々も努力したいと思います。

修了時には、課題解決能力を高め、修了後も継続して研究に取り組む姿勢を身につけ、本研究科での学びを、各現場での実践や教育に生かして頂けることを期待しています。

大学院で学ぶことで、ぜひ、ご自身の将来の可能性を広げてください。
 
3つのポリシー
  • 看護学研究科3つのポリシーOpen or Close
    教育研究上の目的
    看護学研究科は、大学の理念に基づき、倫理性・社会性を身につけた人材を育成し、(削除)看護学分野における研究能力・専門職に求められる深い学識及び卓越した実践能力を培い、保健・医療・福祉の進展に寄与する。
    1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
    [看護学専攻修士課程]
    1 学生に期待すること
    保健医療福祉を取り巻く環境は、常に進化しており、さまざまな専門職が協働して高度な知識・技能を駆使しながら、対象者の健康の保持・増進、ひいては安らかな終焉を迎えられるよう支援している。特に実践の科学である看護においては、関連する専門職・職種と効果的かつ効率的な連携を図ること、さらに研究を通して看護学の発展に寄与することを期待している。
    2 入学者受け入れにおいて重視すること
    日進月歩の保健医療福祉分野において、探求心を持ち続ける意欲があるかどうか、特に専門職として自己のキャリア構築を踏まえ、幅広い視点で看護をとらえているかどうか、看護学の発展に寄与する意欲があるかどうかを重視する。さらに、自らの研究課題に真摯に取り組み姿勢があるかどうかを重視する。
    3 入学前学習として推奨すること
    保健医療福祉分野の実践において、問題意識を持ち、海外論文を含む関連文献の検索方法、研究論文のクリティークの仕方を習得しておくことが望ましい。研究を遂行する上での技能として基本的なソフトであるワード、エクセル、パワーポイントの使い方を習得しておくことを推奨する。


    2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
    看護学研究科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
    なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。

    [看護学研究科修士課程]
    教育
    看護学研究科の教育課程は、共通科目と専門科目(看護管理学分野、生活支援看護学分野、療養支援看護学分野)で構成する。多様化する保健医療福祉に求められるリーダーシップ、確実な専門知識に裏打ちされた実践能力とマネジメント能力等、学位授与方針に掲げた能力を身に付けるため、次のように教育課程を編成し、修士論文執筆のための体系的なシステム(修士学位取得プロセス)を提供する。
    ・ 教育課程は、講義科目と演習科目に大別し、実践的・専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた、修士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
    ・ 講義科目は、共通科目Ⅰ・Ⅱ、及び専門科目で編成される。
    ・ 共通科目Ⅰは、専門科目全般を深く追求していくための基礎能力を育む。
    ・ 共通科目Ⅱは総合大学のメリットを活かした、法律、経済、環境を看護の視点から学び、個人あるいは地域の健康問題や多世代支援における高いリーダーシップを涵養する。
    ・ 専門科目は各専門分野・専門領域を概観し、実践知を修得する。
    ・ 演習科目は専門領域ごと、演習、特別演習を配置し、具体的な事象の調査や実践現場でのフィールドワークを通じて、個人の研究課題を探求するとともに、学生の主体的なアプローチ能力を涵養する。
    ・ 論文指導は、専門分野ごとに設置された特別研究において、指導教員のもと、一連の研究プロセスを通して各分野の発展に寄与する研究能力を涵養する。

    評価
    研究によって培われた能力の評価について次のように定める。
    ・ 学期末や平常時に行われる試験・レポート及び修士論文の審査を通じて、専門分野に関する知識・理解力を評価する。
    ・ 実習及びゼミナールでの発表、修士論文の審査を通じて、思考力・論理性やプレゼンテーション能力を評価する。
    ・ 研究室・ゼミナールでの取組み、学会での発表状況や中間報告会により、研究への意欲や態度を評価する。


    3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
    看護学研究科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げる方針に基づき学位を授与する。
    [看護学研究科修士課程]
    修了要件を満たし、修士論文の審査によって、次のとおり資質や能力を有していると認められる者に、修士(看護学)の学位を授与する。
    ・ 保健医療チームにおいて、主体的にチームをけん引できる。
    ・ 多様化する保健医療福祉のニーズに対応すべくケアの受け手及びその家族の価値観や人権・倫理の重視、情報提供・説明責任においてリーダーシップを発揮できる。
    ・ 人間に対する深い理解と専門職として確実な専門知識に裏打ちされた実践能力とマネジメント能力を保持している。
    ・ 看護全般のサービスの質的向上を図れる高度な職業人として活躍できる。
    ・ ヘルスケアサービスをシステムとしてとらえ、理論的な探求心を通して革新的な看護サービスを創造できる。
     
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