看護学研究科の4つの特徴
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昼夜開講制
ライフワークにあった就学ができる昼夜開講制を整備しています。
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長期履修制度
通常の修業年限(2 年)と同じ授業料で3 年間あるいは4 年間かけて計画的に履修し、学位取得を目指します。
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オンラインの活用
原則的には対面授業ですが、院生の勤務状況等によっては、オンラインを活用して学ぶことも可能です。
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充実した学修環境
他研究科との連携科目や県内大学院学術交流協定を活用した履修が可能である他、多くの非常勤講師招聘による幅広い学修を支援します。
研究科委員長メッセージ
新たな可能性を信じ、研究のプロセスを通じて解決していく方法を学ぶ
西岡 久美子
関東学院大学大学院看護学研究科は2017年に開設しました。
現在、学びを深める体制は、3分野(看護管理学分野、生活支援看護学分野、療養支援看護学分野)4領域(看護管理学領域、母性・小児看護学領域、高齢者・在宅看護学領域、療養支援看護学領域)で構成され、院生の皆さんは、自分の専門領域を探求するだけでなく、多彩な共通科目の履修や、分野・領域を超えた交流と学習の機会をもつことができるようになっています。本研究科では、人々の生命の尊厳と権利の擁護を重視しています。そして、卓越した看護実践と教育・研究の知識とスキルを持ち、社会に貢献できる人材育成を目標としています。そこでは、院生個々の学問背景にあわせ、看護学の知識や研究成果をご自身のキャリア形成や人生に活かしたいと考えている方が、看護に関連した現象や課題を研究というプロセスを通じて解決していく方法を学んでいきます。2023年4月現在、修了生は臨床現場の教育・管理者、専門分野、教員の分野など看護の様々な分野で活躍されています。
皆さんの大学院の進学へのきっかけは、勉強をしたい、もっと知りたい、実践の場で、日々行っている業務や現象に疑問や課題を感じること、自分の限界や自己成長をしたいと思っている、など様々なことでしょう。看護は私たちの生活のあらゆる場で活動しており、大学院で看護を学ぶことは、ご自身の新たな可能性を広げることへの第一歩になるでしょう。現在、看護を学びたい方が看護師資格の保有に関わらず学ぶことができるよう門戸を開いています。ぜひ、本研究科で一緒に学びましょう。そして、大学院での学習や研究を通して、多いに語り合い、看護を味わい、その根拠を追求し解決策が導き出せるよう共に成長しましょう。修了時には皆さんの目指される現場での実践や教育に活かして頂けることを願い、教員一同お待ちしています。
看護学研究科3つのポリシー
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1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
[看護学専攻修士課程]
- 求める学生像
保健医療福祉を取り巻く環境は、常に変化しており、さまざまな専門職が協働して高度な知識・技能を駆使しながら、対象者の健康の保持・増進、ひいては安らかな終焉を迎えられるよう支援している。
保健医療福祉の視点から学ぶ自覚を持ち、看護学に強い関心、問題意識があり、更に、自己の経験を学術的に見直そうという意欲がある学生を求める。 - 入学者選抜において評価する点
日進月歩の保健医療福祉分野において、探求心を持ち続ける意欲があるかどうか、特に自己のキャリア構築を踏まえ、幅広い視点で看護をとらえているかどうか、看護学の発展に寄与する意欲があるかどうかを評価する。さらに、自らの研究課題に真摯に取り組む姿勢があるかどうかを評価する。 - 入学前学習として求めること
自己の探求テーマに関する理解を深めておくことを求める。
- 求める学生像
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2.教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
看護学研究科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。
※ 教育課程の体系性や学位授与方針との対応関係はシラバス等により別途明示する。[看護学専攻修士課程]
1.教育
教育課程は、共通科目と専門科目(看護管理学、地域・在宅健康支援学、老年支援学、成育支援学、女性支援学、療養生活支援学、看護実践支援学)で構成する。多様化する保健医療福祉に求められるリーダーシップ、確実な専門知識に裏打ちされた説明能力とマネジメント能力等、学位授与方針に掲げた能力を身に付けるため、次のように教育課程を編成し、修士論文執筆のための体系的なシステム(修士学位取得プロセス)を提供する。- 教育課程は、講義科目と演習科目に大別し、実践的・専門的な知識を養う科目体系と自己の研究活動を連動させた、修士論文執筆のためのカリキュラムを編成する。
- 講義科目は、共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、及び専門科目で編成される。
- 共通科目Ⅰは、専門科目全般を深く追求していくための基礎能力を育む。
- 共通科目Ⅱは総合大学のメリットを活かした、法律、経済、環境を看護の視点から学び、個人あるいは地域の健康問題や多世代支援における高いリーダーシップを涵養する。
- 共通科目Ⅲは学際的交流を通じて、他学問分野における視点から対象ならびに研究に対する理解を深め、多様な価値観を育む。
- 専門科目は各専門科目区分を概観し、実践知を修得する。
- 演習科目は専門科目区分ごと、演習、特別演習を配置し、具体的な事象の調査や実践現場でのフィールドワークを通じて、個人の研究課題を探求するとともに、学生の主体的なアプローチ能力を涵養する。
- 論文指導は、特別研究において、指導教員のもと、一連の研究プロセスを通して看護学の発展に寄与する研究能力を涵養する。
2.評価
研究によって培われた能力の評価について次のように定める。- 学期末や平常時に行われる試験・レポート及び修士論文の審査を通じて、専門分野に関する知識・理解力を評価する。
- 実習及びゼミナールでの発表、修士論文の審査を通じて、思考力・論理性やプレゼンテーション能力を評価する。
- 研究室・ゼミナールでの取組み、学会での発表状況や中間報告会により、研究への意欲や態度を評価する。
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3.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
看護学研究科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げる方針に基づき学位を授与する。
[看護学専攻修士課程]
修了要件を満たし、修士論文の審査によって、次のとおり資質や能力を有していると認められる者に、修士(看護学)の学位を授与する。- 保健医療福祉チームにおいて、主体的にチームをけん引できる。
- 多様化する保健医療福祉のニーズに対応すべくケアの受け手及びその家族の価値観や人権・倫理の重視、情報提供・説明責任においてリーダーシップを発揮できる。
- 人間に対する深い理解と専門職として確実な専門知識に裏打ちされた説明能力とマネジメント能力を保持している。
- 看護全般のサービスの質的向上を図れる高度な職業人として活躍できる。
- ヘルスケアサービスをシステムとしてとらえ、理論的な探求心を通して革新的な看護サービスを創造できる。