トルコの大学と国際交流を進めていきます。

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 関東学院大学では、大学間の連携協定の締結などを目的に、規矩大義学長ら関係者が8月17日(土)から23日(金)にトルコ共和国を訪問しました。8月21日(水)には、首都アンカラのアンカラ大学を訪問。アンカラ大学のエルカン・イブリス学長らも出席して、国際交流協定の調印式が開催されました。

 アンカラ大学は、18世紀半ばまで歴史をさかのぼる伝統ある大学で、複数の学校を統合して1946年に開設された総合大学です。トルコで唯一、博士課程まで日本語・日本文化専攻を設置し、日土間の友好関係に資する人材を送り出してきました。関東学院大学では、今回協定を締結したことを受けて、アンカラ大学との間で留学生の受け入れ送り出しの体制を整備していくほか、共同研究など両大学の間で積極的な交流事業を推進していきます。

 調印式では、規矩学長が「総合大学として様々な共同研究、交流が期待できる」と期待を示し、イブリス学長も「まずは小さな事から第一歩を踏み出す事が大事であり、その為のサポートは惜しみません」と応じました。

 また、同じくトルコ訪問中の8月20日(火)にトルコ最大の都市であるイスタンブールのイスタンブール工科大学を訪問し、意見交換会を実施しました。トルコは、日本と同様に地震が多発する地域であると同時に、毎年地滑り、洪水、雪崩などの様々な災害が発生しています。イスタンブール工科大学でも、工学分野において積極的な防災研究が行われてきました。今回の意見公開を通じて、今後具体的な協定を両大学間で締結し、工学系分野に留まらず関東学院大学の防災・減災・復興学研究所における人文科学、社会科学系分野における防災研究との連携を強く進めていく方針が確認されました。

 規矩学長は「1999年8月に発生し多くの被災者を出したトルコ・マルマラ海大地震の20周年目にあたる今年、イスタンブール工科大学と学術・交流協定を締結するという事は大変意味深いと感じています。日本もトルコも地震が多発する地震国であり、共同研究や交流を通して社会に貢献していきたい」などと話しました。

意見交換後には、地盤工学会会長を務めた東畑郁生理工学部客員教授による講演会を開催。講演後にイスタンブール工科大学の研究者も交え、両国が抱える防災分野における課題を再認識しつつ積極的なディスカッションも行われました。

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