包括連携協定を締結 群馬県上野村と関東学院大学

群馬県上野村と関東学院大学は、地域課題の解決に向けた取り組みを実践する教育を通して地域振興へ貢献する人材育成を目指し、包括連携協定を締結しました。3/15(火)には小山学長、出石副学長、木村教授(法学部)が上野村を訪問。黒澤 上野村村長、飯出 教育長、黒澤 振興課長が出席され上野村役場において調印式が執り行われたほか、上野村の白井集落の皆さんとの交流会も行われました。

関東学院大学法学部の木村ゼミナールでは、地域創生への取り組みを実践する教育として 2018 年より群馬県上野村をフィールドとする学びを行っており、その活動の一環として、2021 年度に上野村の白井集落にゲストハウス「つばくむ荘」を開設しました。上野村における関係人口の拡大と空き家活用のモデルケースとなることを目指しています。「つばくむ(凸む)」とは「突出する」という意味で、上野村の魅力を伝える取り組みを行ってきた学生たちが、世界に突出して誇ることのできる場所であるという意味を込め名付けました。包括連携協定の締結により、今後は法学部との交流に加え他学部も含めたプロジェクトの展開などが期待されます。

調印式には上野村での活動を行ってきた木村ゼミナールの学生も駆けつけました。法学部3年の吉成 隆彦さんは「ゼミのメンバーと協力して上野村の魅力を発信する活動を続けてきました。2022年1月には、つばくむ荘の運営のための支援策について黒澤村長へプレゼンテーションを行ったこともよい経験です。今回、包括連携協定の締結という一つの結果に結びついて大変うれしく思っています」とこれまでの活動を振り返りました。同じく3年の甘利 春泉さんは、「来年度より木村ゼミナールの学生が定期的につばくむ荘に滞在し、ゲストハウスを運営しながら上野村での活動を継続して行っていく予定です。つばくむ荘の開設により若い人が上野村へ滞在しやすくなるので、将来的には他学部の学生や他大学の友達なども上野村の関係人口になってくれれば」と今後の展望を語りました。

調印式の後メディアからの取材を受ける吉成さんと甘利さん

木村ゼミナールでは「つばくむ荘」開設プロジェクトを第一弾とし、今後も、ゲストハウスを運営しながら「つばくむ荘」を拠点とするコミュニティ活動支援や、上野村の広報誌「広報うえの」への学生の寄稿(連載)などを行っていきます。引き続き、上野村と関東学院大学の連携プロジェクトにご期待ください。

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