人間共生学部10周年記念講演会「沖縄の酒文化が深める地域の絆」を開催しました。

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74日(金)、横浜・関内キャンパスのテンネー記念ホールにて人間共生学部10周年記念講演会「沖縄の酒文化が深める地域の絆」を開催しました。当日は、本学の卒業生で泡盛の醸造・販売を手掛ける瑞泉酒造株式会社より佐久本 学代表取締役社長をお招きし、沖縄の酒・泡盛を中心とした地域社会のつながりや文化の継承について講演いただいたほか、出石 稔法学部長と施 桂栄人間共生学部長が佐久本氏とともに沖縄に根付く酒文化について討論を行いました。

佐久本氏は、泡盛がペリーの浦賀来航以前に、琉球・首里城を訪れた際に振る舞われ、その味を非常に気に入ったという記録が残されていることを紹介。泡盛は、琉球王朝時代から現代に至るまで受け継がれてきた伝統あるお酒であり、昨年には日本酒や焼酎とともに「日本の伝統的酒造り」としてユネスコの無形文化遺産に登録されています。また、沖縄では現在も「シーミー(清明祭)」とよばれる春先のお墓参りでお墓の前に親戚一同が集まり、泡盛を酌み交わす伝統行事や金銭の相互扶助とコミュニケーションを目的とした「模合」というシステムがあるなど、泡盛を通じた地域社会の絆が語られました。

この講演会では、グラフィック・クリエイターの春仲 萌絵氏によるグラフィックレコーディングを行いました。ぜひご覧ください。

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