人間共生学部が、北京大学中国語言文学系と共同シンポジウムを開催しました。

人間共生学部では、中国の文学や思想から、共生社会実現にむけた方策を探るため、3月3日(金)に北京大学中国語言文学系との共同シンポジウムを、KGU関内メディアセンターで開催しました。当日は、両大学の関係者や一般の受講者など約80名が出席しました。
今回のシンポジウムでは、張輝(ちょう・き)北京大学教授が「人間共生と現代に生きる中国思想」をテーマに基調講演を担当。1920年代の中国の北京大学と清華大学で、中国人にとっての必読書をめぐる議論を通じて、当時の知識層が「中国人とは何なのか?」という問に挑戦したことを紹介しながら「『自分の頭で考える』ことが必要なのは、まさに今。『自分の頭で考える』こと、それこそが『人間共生への第一歩』となるのかもしれません」などと締めくくりました。
また、基調講演後のパネルディスカッションには金永兵(きん・えいへい)北京大学教授と、北京大学特約研究員で日中友好や相互理解増進のための書籍を出版する日本僑報社の段躍中(だん・やくちゅう)代表が登壇。「人間共生-中国文学理論、日中の民間交流を通して」をテーマに議論を深めました。
関東学院大学では、国際化が進み、多様化するこれからの共生社会の中で、人と人、人と社会、人と環境との関係を探求する学部として、コミュニケーション学科と共生デザイン学科からなる人間共生学部を2016年4月に開設しました。人間共生学部では、昨年9月に国際化が進む社会で活躍できる人材を育成するため、北京大学中国語言文学系との間で学術交流協定を締結。2018年秋に、学部1期生10名程度が、北京大学でのプログラムに参加予定です。また、教員間での交流機会を設け、教育・研究両面での活発な国際交流を想定しています。

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