まちに暮らす人と人をつなぎ、幸せのきっかけづくりを心がけています。
車いすの生活を送る祖父と暮らしていたことがきっかけとなり、福祉を学べる関東学院大学への入学を決めました。大学の勉強では、3年生になってからの実践的な専門科目と先生方の親身なアドバイスが、社会福祉士の国家資格取得のためにも、とても役立ちました。おかげで在学中に資格を取ることができました。実習は、横浜市の児童相談所と児童自立支援施設の2か所で行い、その実習の縁で4年生の時には、児童相談所のアルバイトを1年間つづけました。この頃のさまざまな経験は、今の仕事にも確実に役立っています。
児童相談所での実習とアルバイトを経験したことで、児童福祉に深い関心を持つようになり、行政で福祉を実践しようと決心しました。当初は知的障害児の入所施設で現場の業務に従事。今は横浜市金沢区の地域福祉保健の全般に携わっており、地域や関係機関、さまざまな思いをもって活動をされている方と行政をつなぎ「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまち」づくりを進めています。すぐに大きな成果があらわれなくても、私が関わることで世代を超えて人と人がつながりを持ち、小さな変化のきっかけになればと考えています。
<プロフィール>
2009年3月、文学部 現代社会学科(現:社会学部 現代社会学科)卒業。
横浜市金沢区福祉保健センター 福祉保健課事業企画担当。
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※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです