12月15日に神奈川県逗子市の逗子文化プラザさざなみホールで開催された「逗子フェアトレード・フォーラム SDGsと世界の子どもたち」で、経済学部4年生の森下冬馬さんが「逗子フェアトレードブランドの普及計画」をテーマに、フェアトレードタウン逗子のブランド構築に向けた提案を行ったほか、経済学部3年生の井上慶彦さんが「フェアトレード大学・スクールに向けて」をテーマに、逗子市内の中学校・高等学校や本学における学生たちの取り組みを紹介しました。また、石坂貴美専任講師(経済学部)のゼミで開発経済学を学ぶ学生たちがボランティアとして参加し、運営をサポートしました。
フェアトレードとは、開発途上国で作られた作物や製品などを適正な価格で継続的に購入する貿易の仕組みのことで、開発途上国において低賃金労働者が恒常的に発生することを防いだり、貧困による乱開発などの環境破壊を防ぐことを目的としています。逗子市は2016年にフェアトレードジャパンより「フェアトレードタウン」に認定されており、2019年現在、日本におけるフェアトレードタウンは、熊本市、名古屋市、浜松市、逗子市の4つのみです。
森下さんは、「卒業論文のテーマがフェアトレードだったことから、逗子市と逗子フェアトレードタウンの会の協働事業であるフェアトレードユースプログラム(FTYP)に参加しました。今回のフォーラムでのプレゼンテーションは、FTYPの活動の集大成です。プレゼンテーション後に同フォーラムに参加されていた経団連の方などからもフィードバックがいただけたことは、とても励みになりました。4月から社会人になりますが、内定先の企業に名古屋支社に勤務したいと希望を出しています。名古屋市は逗子市と同様フェアトレードタウンですので、もし名古屋支社に勤務することができたら、名古屋でもフェアトレードの活動に携わることができたら」と語りました。
関東学院大学では、これからも地域と連携した実践的な学びを推進して行きます。
(左)フェアトレード商品販売を支援する学生ら
(右)プレゼンテーションをする森下さん
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