海外で学び日本で活かす「プロジェクト科目」 英語圏の大学での語学研修プログラム

#人間共生学部 #コミュニケーション学科

 人間共生学部では、プロジェクト科目を開設しています。

 プロジェクト科目とは学生が学内にとどまらず、実際に外に出て社会の中の課題を見つけ出し解決方法を考えていく学習のかたちです。

黒﨑真由美教授(人間共生学部コミュニケーション学科)が担当する「英語圏の大学での語学研修プログラム」では、海外で生活をすることによって身につけた国際感覚を活かし、異なる文化的背景を持った人と日本国内外で共に仕事が出来る人材を育むことを目的としています。

マレーシアにあるサンウェイ大学へ10週間の留学を終えた学生にお話を聞きました。

「1・2年生の時にオーストラリアへ10日間の研修に参加したこともあり、3年生の時にも海外に行く機会があると知って、英語力を更に上げたいと思っていたので、このプロジェクト科目を選択しました」と笑顔で語るのは芝田悠人さん(コミュニケーション学科3年)です。芝田さんは、1つ上のレベルのクラスに昇格することが出来たものの、最初は予習してもなかなか追いつけないくらい大変だったそうです。しかし、友達に自ら声をかけて英語に触れる機会を作る努力をし続けたところ、『辛い』から『楽しい』と感情を変化させることが出来ました。「はじめは言葉の壁を感じ、躊躇してしまうことが多かったけれど、留学を終えて自発的に行動する力が身につきました。将来は英語を使う仕事に携わりたいです」と話しました。

葛本陸さん(コミュニケーション学科3年)は、「卒業後どのような仕事に就こうかと考えていましたが、海外に行った経験がなかったこともあり、留学して視野を広げたいと思ったので参加しました」と語ります。サンウェイ大学での授業は、教科書を使うことよりもディスカッション形式が多くアウトプットが多かったようです。英語を多く話す機会が今までほとんど無かった葛本さんにとって、英語力向上の助けとなり、有意義で貴重な経験となったようです。サンウェイ大学の友達の影響で、毎週日曜日には教会に通い日本との文化の違いを感じたそうです。「海外に行って様々な考えを持つ人に出会い、相手の考えを尊重することの大切さに気づきました。留学中にできた友達とは帰国後も連絡を取っています。世界中の人とコミュニケーションが取れる英語を今後も勉強していきたい」と意気込みました。

今後も関東学院大学では、実社会を学びの場とした「社会連携教育」を推進していきます。

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