「最先端エレクトロニクス機器につながる化学めっき体験」を開催しました。

8月23日(金)関東学院大学材料・表面工学研究所では、小田原箱根商工会議所が主催する「小田原箱根大博覧会なりわい体験2019」の一環として、体験教室 「最先端エレクトロニクス機器につながる化学めっき体験」を開催しました。

この体験教室は、小田原箱根商工会議所が主催する中学生向けの仕事体験教室「なりわい体験」の一環として行われたもので、今回は、材料・表面工学研究所の副所長を務める渡邊充広総合研究推進機構教授が講師を務めました。子どもたちは、最先端エレクトロニクス機器にも用いられている、無電解めっき体験に挑戦しました。

今回の体験教室では参加者はめっきの歴史や種類や原理、その手法についての講義で化学めっきへの理解を深めました。その後、スケルトンリーフ(柊の葉)に無電解めっきを施す実験を行いました。リーフを溶剤に順番に入れ、処理を重ねて、その反応を観察しながら葉っぱめっきを制作していました。目の前で葉っぱが金属になる瞬間を見て、驚いている様子がありました。

渡邊教授は「私たちの身近なものにめっきは多く使われていることを知ってもらうと共に、この体験を楽しんでもらい、化学の分野に興味関心を持ってくれると嬉しい」などと振り返ります。

関東学院大学国際研究研修センター内にある、材料・表面工学研究所は、長年にわたってめっきなど表面工学の分野で世界をリードする研究を続けています。近年では、再生医療分野にも進出し、高度な研究を進めています。

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