ニュース時事能力検定を広めるためのプロモーションを企画提案 経営学部第3回K-bizアクティブ・チャレンジ2020

#毎日新聞社 #毎日教育総合研究所

2/9(火)、第3回K-bizアクティブ・チャレンジがZOOMを利用して開催されました。2019年度より始まったこの「K-bizアクティブ・チャレンジ」は、経営学部の学生が経営現場の視点に触れることを目的とし、企業から出された課題に学生が企画を提案するチャレンジプログラムです。

近年若者の新聞離れが進み「ニュース時事能力検定」の受験者数が上がらないという課題を抱えている(株)毎日新聞社、(株)毎日教育総合研究所 日本ニュース時事能力検定協会より課題をいただいた今回のアクティブ・チャレンジ。「ニュース時事能力検定を広めるためのプロモーション」を企画し、受験者増や認知率アップを図る施策を考えてほしいという課題に対して、各ゼミから24チームと個人1名の計25チーム(110名)が参加し、覇を競いました。

2/9の最終審査には、1次審査を通過した15チームが参加。1「ニュース時事能力検定」を認知させること、2「検定のテキスト」の販売冊数を上げること、3「検定受験者を増やす」ことの3点を含むことを提案要件とし、「新規性」・「説得力」・「実現可能性」(各10点満点)の総合点で競われました。1日1時間以上ゲームをする小学生をターゲットとしボードゲームを用いたN検のプロモーションと全国小学生ニュース時事能力検定大会を新設する企画、N検の出題範囲が高校の「公民(現代社会)」教科書と重なる部分があることに着目し高校教員をターゲットとしたN検テキストの内容や活用方法についての提案、LINEのオープンチャットを利用したプロモーション方法の提案など、各グループとも企画提案内容はもちろんのこと、精度の高いPPT資料と、聞き手が理解しやすく心をつかまれるプレゼンテーションが印象的でした。

オンラインで授業やオンライン面接が日常となりスマートフォンが生活に欠かせない就活生をターゲットとし、マイナビと連携によりスマホで就活が完結する企画を提案する「MY就活」チーム(小山ゼミ)が毎日新聞社 最優秀賞、小規模の学習塾をターゲットとし団体時表彰制度を新設する企画を提案した「Nプロ」チーム(真保ゼミ)が毎日新聞社 優秀賞、その他、「漢検、英検、数検、N検」チーム(江頭ゼミ)が経営学部・優秀賞、「Team NNK」(小山ゼミ)、「ひつじじ」チーム(福田ゼミ)が教員特別賞を受賞しました。

「Nプロ」チームの経営学部2年矢島みの里さんは「他の検定と比較しニュース検定には受験者が再挑戦したいと思える利点が少ないことに気がつき、小中高生を継続的に受験してもらえる仕組み作りが受験者増加につながると考えました。オンラインでの発表にあたり、対面でのプレゼンテーションよりも更に伝わりやすい説明を意識しました。誤解を生まずに発表内容が伝わる文章を目指し、完成するまでグループ内で何度も修正や練習を重ねました。」と振り返りました。

K-biz委員会委員長の岩崎教授は、毎日新聞社、ニュース検定協会の皆様から今回のアクティブ・チャレンジについて「きちんとマーケティング調査もなされた実現性のあるすばらしい発表が多かった。社内でもこの発表を共有させていただきます」との言葉をいただいたとのことです。

今後も関東学院大学では、企業と連携し、学生がビジネス現場の視点に触れる教育プログラムを展開していきます。

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