小学生向けに症状別の食事対策を学べる講座を実施 2021ひらめき☆ときめきサイエンス「病気別の食事を考えた自分カルテ作り」

#看護学部 #食事対策

8/ 5(木)、大学の研究室の最先端の研究成果に触れ科学の面白さを体験してもらうことを目的とした「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」が実施され、看護学部の永田 真弓教授による「病気別の食事を考えた自分カルテ作り’20:人形のおなかを見てさわってきいてみよう」に、21名の小学生がオンラインで参加しました。普段口にしている食事とその栄養、また消化管の仕組みや健康状態による腸音の違いについて永田教授が解説を行ったほか、看護学部の4年生も講師として参加し、モデル人形や絵本を用いた視覚的な説明や、クイズの出題などを行いました。

講義ではモデル人形や絵本を使用し、身体の消化器官の役割や口にした食べ物が、消化管をどのように通って体の外へ排出されるのか視覚的に説明し、受講者は真剣に話を聞いていました。また元気な時、下痢の時、便秘の時とそれぞれの健康状態の腸音を受講者に聞いてもらい、3種類とも音が違うこととその理由を説明した他、症状別の食事対策クイズを出題し、食事の栄養効果などを受講者に分かりやすく理解してもらえるような取り組みを行いました。最後に自分カルテを作る作業に移り、どんな症状が出やすいのか、その症状の時にどのような食事を食べるべきか、受講者たちは本日の講座を踏まえて考えながら作成しました。

講座を終えて看護学部4年の申 有美さんは「急遽オンライン配信へ変更となり、準備する時間も短かったですが、大学のオンライン授業などで慣れていたこともあって、しっかり準備することが出来たと思っています。小学生に出題するクイズも、どんな内容なら楽しんでくれるか色々考えて作成しましたが、みんな一生懸命に答えてくれたので私たちも楽しかったです」と振り返りました。

これからも関東学院大学では、小中高生が大学における研究室での学びに触れられる取り組みを行っていきます。

※本プログラムはJSPS科研費JP20HT0105の助成を受けたものです。

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