関東学院大学、日本マクドナルド株式会社、横浜市が連携して実施した、『生物多様性』※について考えて、行動するプロジェクト「トレイマット デザイン コンテスト」の表彰式が、11月5日(金)横浜・金沢八景キャンパスにて行われました。
※生物多様性とは、地球上の生命の繋がりを表現したことばです。環境問題により生物多様性が大きく損なわれる可能性があり、未来へ向けて生物多様性を利用しながら保護する持続可能な取り組みを行う必要があります。
このプロジェクトでは、マクドナルドに来店するお客様に生物多様性について考えていただくきっかけとなるよう、マクドナルド店舗で使用しているトレイに敷かれているトレイマットのコミュニケーションデザインに、人間共生学部共生デザイン学科の学生が挑戦。授業でサステナブル・ラベルおよびマクドナルドの取り組みについて学んだ学生たちから計67点の作品が出品され、1次選考後の16作品の中からオンライン投票を経て最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)が選出されました。また、1次選考後の作品は横浜市役所にも展示され、持続可能な調達・生物多様性の保全について理解し表現されていた1作品が、横浜市環境創造局長賞として選出されました。
授業の様子
横浜市役所での展示
横浜市環境創造局長賞:共生デザイン学科2年 植村香乃さん
優秀賞:共生デザイン学科3年 石川真凛さん
優秀賞:共生デザイン学科3年 吉浜一樹さん
最優秀賞:共生デザイン学科3年 山村実里さん
このプロジェクトを終えて、参加した学生からは「幅広い年代のお客様に『生物多様性』という聞きなれない言葉に興味を持ってもらうため、優しい言葉に変えるなど、言葉遣いを工夫してデザインしました」「授業を通して、造形や設計能力に限らず生活者のニーズや市場の状況、製造、販売、プロモーションまでを念頭にデザインを考えることの重要性を学びました」「お店ではトレイマットを読む人が少ないと気づき、まずは『読んでもらうこと』を目標にデザインしました。消費者目線で考える力が身に着いたと思います!」などの感想が寄せられました。
最優秀賞に選ばれた作品は、11月3日(水)より約2週間の間、横浜市内のマクドナルド全店舗にてトレイマットとして展開されます。
関東学院大学は今後も社会と連携した実践的な学びを推進していきます。
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