3月20日(日)、三浦市民交流センター ニナイテで行われた三浦市民交流センターまつりに、人間共生学部日髙仁准教授のゼミナールが参加しました。三浦市民交流センターまつりは、三浦市を題材とした様々な市民活動を紹介する場として開催されており、その活動団体の一つとして日髙ゼミが参加しました。
日髙ゼミでは、ゼミナール活動の中で三浦市と連携した取り組みを行っています。昨年の秋ごろからゼミで話し合い、三浦市観光協会が手掛けているみうらレンタサイクルを改良し、木製のカゴを取り付けた「チャリピク」を制作することになりました。「チャリピク」は三浦市の魅力的な観光地を巡りながらピクニックが行える自転車です。現在はまだ試作品ということで、今後もさらなる改良を図っていくとのことでした。
出展コーナーでは、「チャリピク」の他にもピクニック先で楽しめるコーヒーのパックや、三浦市を題材にした写真の展示など、様々な三浦市の魅力を表したものがあり、多くの来場者が足を止め、展示品を興味深く眺めていたり、提供しているコーヒーを味わったり、ゼミ生に展示品について質問をしていました。展示していた写真はゼミ生の3年生小椋竜弥さんと堀井雄太さんで協力して撮影をしたものです。小椋さんは撮影を振り返って、「今回写真を展示するという話を聞いて、三浦市に住んでいる人たちが、自分たちの住んでいる場所の良さを再確認できるような風景を意識して撮影に取り組みました。今日訪れた方から、三浦の良さが写真に出ている、という感想をいただき、自分の狙いがうまく写真に現れた気がします。今後も三浦市と連携したプロジェクトに関わっていき、自分自身もまだ知らない三浦の魅力を知っていきながら、それを多くの人に発信していきたいと考えています」と喜びと今後の展望について語りました。堀井さんは「チャリピク」のロゴデザインも担当しており、「ロゴの形を自転車のタイヤ部分に見立てるなどの工夫を行いました。このロゴは今日提供しているコーヒーのパックやキーホルダーに使用しており、三浦市の方からも好評でした。実際に三浦市の方から褒めてもらえると、デザインにこだわった成果を実感出来て嬉しいです」と喜びを語りました。
「チャリピク」のカゴ作りに携わったゼミ生3年生の大谷啓介さんは、「最初はカゴを載せる自転車の大きさが分からず、その調整に苦労しました。今日は多くの参加者の方がこの『チャリピク』を見学してくださり、素敵、やカッコイイなどの声をいただけて非常に嬉しいです。予想以上に反響があり、今後もさらに改良を続けて『チャリピク』の認知を広めていきたいと思っています」とこれからの意気込みを口にしました。
今後も関東学院大学では、地域や企業と連携し、社会の中にある課題解決に取り組んでいきます。
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