理工学部 土木・都市防災コースの1年生を対象とした現場見学会を実施

#土木・都市防災コース #フレッシャーズセミナ #現場見学会

6/18日(土)に理工学部 土木・都市防災コースで学ぶ1年生が、首都圏中央連絡自動車道の一部として工事が進められている横浜環状南線・横浜湘南道路の栄IC・JCT(仮称)の現場見学をしました。土木・都市防災コースでは、現場の方から直接話を聞くことで、本コースで学ぶ意義を見出し、専門科目の学修に対する動機付けを行うことを目的に、フレッシャーズセミナの一環として現場見学会を毎年実施しています。

現場見学会に先立ち、6/9(木)には、国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所長の鈴木祥弘氏にご講演頂きました。無電柱化や都市再生事業などの道路に課せられたミッションや、道路整備を行う事で私たちの生活にもたらす良い効果、常陸太田市の自動運転サービスや箱根新道の雪対策における実証実験結果、首都圏環状道路の整備状況についてお話頂きました。また、緊急災害時における地方整備局等の派遣(TEC-FORCE)や、災害発生時の初動期あるいは発生前に派遣されるリエゾン(情報連絡員)についての実績もご説明頂き、防災分野を学修する学生たちにとって貴重な講演会となりました。

現場見学会当日は、藤沢市のシールド工法による地下40mでのトンネル工事を見学。機械設備の管理や周辺環境のモニタリングをしている中央制御室を見せて頂き、掘り進めている途中のトンネル内を歩きました。また「横浜湘南道路」「高速横浜環状南線」が接続する、横浜市栄区の栄IC・JCT(仮称)の橋梁工事見学の後は「CIM(Construction Information Modeling)」による施工シミュレーション画像を見せて頂き、VR、ARなどの3次元化コンテンツを現場で体感しました。

渡邉康生さん(土木・都市防災コース1年)は、「i-Construction(3Dモデルによる施工シミュレーション)を用いることによる業務の効率化・高度化について学修していましたが、実際の現場で照らし合わせながら説明して頂いたことでとても理解が深まりました。今まで道路は車両が通るための道という認識でいましたが、それ以外にも都市の骨格形成や街区形成、延焼の防止に加えて、地下インフラの整備の役割など、道路の幅広い役目があることを知る貴重な機会となりました」と振り返ります。

花塚ももさん(土木・都市防災コース1年)は「現場でARやVRを体験させて頂き建設後の現場にいるような不思議な感覚でした。トンネル工事においては中央制御室のコンピュータで全て管理していると知って、コンピュータの基礎知識なども幅広く身につけていきたいと感じました。実際に現場で働く女性の姿も目の当たりにして、漠然としていた土木へのイメージや目標が明瞭になりました」と話しました。

関東学院大学は今後も、キャンパスの学びと現場での体験が結びつき、学生の理解が更に深まるような学びの場を提供していきます。

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