全国土木系女子学生の会発足35周年を記念して会のOGより記念品が贈られました。

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全国土木系女子学生の会発足35周年を記念して会のOGより記念品が贈られました。

「どぼじょ」の歴史を遡ること35年、1987年に関東学院大学工学部土木工学科(当時)に女子クラスが発足しました。男子学生に比べて圧倒的に人数が少なかった女子学生たちが、大学の垣根を越えてネットワークを構築したいという想いから、本学の女子クラスの学生が中心となり「全国土木系女子学生の会」(現:土木系女子学生の会)を設立。会の事務局に使われていた本学工学部実験館の水理実験準備室を「どぼじょ部屋」と呼んだことから「どぼじょ(土木系女子)」という愛称が広く世に知れ渡りました。

女子クラス2期生の理工学部土木・都市防災コースの喜田愛子助手に話を伺いました。

「関東学院大学に入学した頃、同じ分野を学ぶ学生と全国的に繋がりを持てるとは思ってもみなかったです。どぼじょの会の活動はとても画期的でした。特に7号館の階段教室にランウェイを設営し、作業服のファッションショーをしたことはとても記憶に残っています」。

建設業界から作業服を取り寄せてマネキンに着せコンテストをしたり、大手繊維メーカーの協力のもと、どぼじょがデザインしたオリジナル作業服を実際につくったりして第2回総会を盛り上げました。これを機に「全国土木系女子学生の会」は注目を浴び、建設省(現:国土交通省)やゼネコン、著名人などをアドバイザーに招いた特別講演や現役の女子学生を交り入れたディスカッション、現場見学会などが行われ、全国組織としてのどぼじょの活動は2009年まで続きました。

寄贈されたプレートは、『「ドボジョ」誕生の部屋(「〇〇ジョ」発祥の地)』とタイトルがつけられ、女子クラスの設立からどぼじょの誕生までのストーリーがまとめられています。
「女子クラス発足25周年を記念して開催されたOG会で、『〇〇ジョ』の始まりは『どぼじょ』だよねという話から今回のプレート寄贈に至りました。OGの強い繋がりがあったからこそです」と喜田助手は話しました。

本学のどぼじょの会長を務める小向春花さん(土木・都市防災コース4年)は、「どぼじょの活動をやりたいと思い、関東学院大学への進学を決めました。イベント等を通して活動するだけでなく、OGの方とも交流できる環境にとても良い刺激を受けています。リーダーとして組織を取りまとめることは難しいですが、社会に出る準備だと思って成長できたら」と話しました。
土木系女子学生の会は、現在では活動の舞台を地域に移し、子どもたちに土木を知ってもらう活動などを行っています。

また本件は、7/11の日刊建設工業新聞に取り上げられています。
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