国際文化学部英語文化学科主催「第2回 英語俳句コンテスト」が6月に開催されました。
このコンテストは、俳句を英語で作成し世界に発信することで、自文化の価値の再発見を促すとともに自文化への誇りを涵養することを目的に2021年度から実施されています。今回は「春から夏の季節を感じられる英語俳句」をテーマに198句の作品が集まり、運営委員会の審査のもと控井蓮さん(英語文化学科4年)の作品が最優秀賞に選ばれ、7/28に学内で表彰式が行われました。
<受賞作品>
Early summer rain
From wet blue hydrangea
A snail shows its face
―初夏の雨 濡れた紫陽花から 顔を見せる蝸牛
俳句を英語で表現することに興味を持って応募に至ったと話す控井さん。初夏に降る『翠雨(すいう)』に濡れた紫陽花から、恵みの雨を感じ取り、花と葉の隙間から少しだけ顔を見せる蝸牛を表現したとのこと。
「幼いころ、雨が降っていても気にせず外で遊びながら、自然の一つひとつの小さな瞬間を目にしていましたが、今では雨や虫を嫌がる大人になってしまいました。それらをわくわくしながら見ていた幼少期を思い出して欲しいという気持ちを込めました。この俳句は幼いころ雨の日にとても綺麗に見えていた”紫陽花”をモチーフにしています。ゼミナールの福圓先生のご指導もあり、英語でも日本語でもわかりやすく、鮮明に情景が浮かぶような作品になりました」と話します。
「私自身、あることをきっかけに控えめだった性格から外向的な性格に変わった過去があります。今回も同じように、このコンテストにチャレンジしたことで最優秀賞を受賞するというとても貴重な経験をすることができました。何事も挑戦することが大事なのだと改めて気づかされました」と振り返りました。
関東学院大学は今後も、自身の学びを学内外に発信する機会を提供していきます。
トピックスについての
お問い合わせ
関東学院大学 広報課
住所 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1
TEL:045-786-7049
FAX:045-786-7862
E-mail:kouhou@kanto-gakuin.ac.jp