理工学部 土木・都市防災コースの学生が防災学習に協力しました。

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9/12、関東学院六浦中学校・高等学校で実施された防災教室に、理工学部の規矩大義教授と山口恵美助手、ならびに地盤防災工学研究室に所属する学生3名が協力しました。

当日は高校2年生を対象に、災害時にどのような行動を取るべきか、3つの選択肢から10秒間で考えて判断するシチュエーションゲームを実施。ガスコンロを使用している際に大きな地震が来た場合、家族が外出し自宅に1人でいる際に津波警報が発令された場合、大雨に伴う土砂災害警報レベル4が夜間に発表された場合など、あらゆる場面を想定した問題が出されました。高校生たちからは悩みながらパネルを挙げる様子や、友人と話し合う様子が伺えましたが、指名された生徒はその状況を自分事に落とし込んで決断に至った理由を述べました。

学生たちは檀上に上がり、高校生たちの前で自身の回答の理由を説明。自宅でお風呂に浸かっている際に大きく揺れた場合、お風呂場は4本の柱に箱型のスペースをはめ込んでいることから安全性が高いこと、揺れによってレールなどが歪み引き戸が開かなくなる可能性が高いことから、むやみに逃げず扉を開けて出口を確保することが最優先だと、構造物の観点などから高校生にわかりやすく解説しました。

伊波龍之介さん(土木・都市防災コース4年)は「災害時には自分の命を守ることを最優先したうえで行動することが大切です。冷静な判断をするために、事前にハザードマップを確認することや、地域住民の方との関係性を構築しておくことで、いざという時に助け合って減災につなげることもできます。参加した高校生には、今日得た知識を家族の方にも話してもらえたら」と話しました。

山口助手は「答えは一つではありません。災害時にいる場所や時間帯、家族構成などの要素によって取るべき行動が変わってきます。もしもの時は周りの状況を理解して、周りに流されず自分の判断をもって自身の命を守って欲しい」と話しました。

また高校3年生には、規矩教授より防災講演が実施されました。

関東学院大学は今後も、学院内の各校や近隣の学校などへ学生たちが自身の学びを還元していく機会を提供していきます。

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