10月13日(木)、人間共生学部コミュニケーション学科の黒﨑真由美教授のゼミナール生と、オーストラリアにあるニューカッスル大学(以下、UON)のJapanese English Clubの学生がオンライン交流会を開催しました。UONはコミュニケーション学科が実施しているダブル・ディグリー・プログラム(注:1)で協定を結んでいる学校の一つです。Japanese English ClubはUONにある公式クラブの一つで、日本語を勉強しているオーストラリア人と英語を勉強している日本人留学生の交流の場となっています。
(注:1)…関東学院大学と海外大学が教育課程や単位互換等について協議し、双方の大学がそれぞれ学位を授与するコミュニケーション学科独自のプログラム。
交流会当日、黒﨑ゼミの学生たちと一緒に、東京都立大学、成城大学に留学しているUONの学生2名が参加してくれました。UONのJapanese English Clubには、本学のダブル・ディグリー・プログラムで留学している学生が参加しています。今回UONから参加している長田海大さんは、このプログラムの留学生でJapanese English Clubの幹部を務めています。今年12月にUONを卒業し、その後日本に帰国する予定です。
関東学院大学とUONの交流会は、Zoomを介して行われました。
はじめに黒﨑ゼミナールの学生たちが、鶴岡八幡宮、江の島など、神奈川県を代表とする観光地を題材にしたクイズを、英語でUONの学生に出題。学生たちは9月ごろグループごとに観光地に赴いた時の写真や、映像をふんだんに使い、視覚的にも楽しめるような手の込んだクイズを作成しました。UONの学生たちは、黒﨑ゼミの学生たちが撮影した神奈川の観光地の風景を興味深く見入りながらクイズに参加し、江の島のたこせんべいなどは、とても奇妙なものを見るように画面を見つめていました。
次はUONに留学している長田さんが現地キャンパス、およびオーストラリアのニューカッスル大学市内の動画紹介を行ってくれました。
動画内ではキャンパスの一部施設を長田さんが歩き回り、いつも勉強している場所や、市内のお気に入りのビーチスポットを紹介しました。黒﨑ゼミの学生たちは映像を観ながら、「おしゃれ!」や「広い!」など、日本と違う、海外の大学のスケールや、見慣れない光景に興奮している様子でした。
最後は、黒﨑ゼミの学生たちがジェスチャーゲームを行いました。画面越しに黒﨑ゼミの学生たちが一人ずつジェスチャーを行い、UONの学生たちに何のジェスチャーか答えてもらう催しです。黒﨑ゼミの学生たちは、「水泳」や「運転」、「うさぎ」などのジェスチャーを行い、UONの学生たちも楽しそうに回答していました。
交流会を終えた学生たちは、「英語を使った交流は今までほとんど機会がなかったのでとても楽しかったです。また、自分たちの英語がクイズを通して現地の学生に伝わっているのが分かり、達成感がありました」と満足していた様子でした。
最後に黒﨑真由美教授にお話を伺いました。「コロナ禍の影響で昨年度から、オンラインでの交流会を始めました。こういったイベントは、日本に興味のある海外の学生、海外に興味のある日本の学生、お互いの文化への興味や知識がより深まる、貴重な機会だと考えています。しかし実際に現地に行くことが一番理想的です。やはり、直接的な交流や、海外での生活を経験することに勝る体験はありません。コロナ禍が落ち着いて、双方の学生たちが直接コミュニケーションできる状況が早く訪れてきて欲しいと思います」と明るい未来と、学生たちへの期待を話してくれました。
関東学院大学は今後も海外の大学との協定や交流を深めていきます。
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