人間共生学部共生デザイン学科佐々ゼミナールの学生が横須賀市立走水小学校の児童とともにペットボトルラベルのデザインを考案しています。

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10/12、10/26の2日にわたり、人間共生学部デザイン学科の佐々 牧雄教授のゼミナール生が横須賀市立走水小学校を訪問し、6年生14名と協力し、ペットボトルラベルのデザインを考案しました。

「日本で一番海に近い学校」として、海岸沿いに位置している走水小学校。校舎の窓からは青い海が広がって、天気の良い日には富士山が一望できます。 走水小学校の近くにある走水水源地から湧き出る水は、ミネラルを豊富に含み美味しいことで有名です。 そんな水を色々な人々に飲んでほしい、という走水小学校の児童の願いから、この走水の水をペットボトル飲料として商品化しようという動きが始まりました。 その取り組みに、本学の人間共生学部デザイン学科の学生が参加し、商品化するペットボトルラベルのデザインの作成に協力しています。

12日のゼミナール生の最初の訪問では、授業の中で小学生から活発なデザイン提案がありました。授業の後に小学生がラベルデザインの原案を考案、必要な素材の写真撮影を実施、それをゼミナール生が商品化できるレベルまでデザインを修正し、26日の活動で披露しました。実際にペットボトルに巻かれたラベルを見た小学生は「すごい!」「嬉しい!」と、驚きと喜びの声をあげました。その後、文字の色やフォント、挿入する写真の形など細かい部分のデザインについて、学生たちのアドバイスを交えながら、ラベルの完成へ向けて話し合いは進みました。その場でデザインが修正され、完成に近づく様子を見ながら、「文字の色は白より黒の方がわかりやすいよね」「写真の形は四角だとシンプルすぎると思う」など、より映えるラベルになるよう積極的に意見を出し合う小学生の姿が見られました。

ラベルは走水の名所や風景が盛り込まれ、その背景には小学生一人一人が「走水」の色をイメージし、絵の具で塗ったラインが並んでいます。また、「おいしい 走水の水」のロゴは実際に小学生が筆で描いた文字が使用されており、走水の魅力が溢れるデザインとなっています。

活動に参加した人間共生学部デザイン学科3年の平出 雄矢さん、関野 瑠花さん、森塚 翔太郎さん、4年の尾崎 由梨さんは「小学生にたくさん発言してもらえるよう、デザインのヒントになるようなアプローチを心掛けました。小学生の意見をどのようにしたら一番活かせるかを考えながら、2週間という短い期間でデザイン案を作成するのは大変でした」と振り返りました。また、「前回訪問した際はお互い緊張していたこともあり、小学生とあまり打ち解けませんでしたが、今日はたくさん話すことができたので、仲を深められたと思います。」「ドッチボールの対戦を小学生から申し込まれたこともありますので、素敵なラベルに仕上げ、完成したら報告に再度訪問したいです」と語りました。

商品は来年の2月ごろに発売する予定です。学生も児童も完成を心待ちにしています。

今後も関東学院大学は地域と連携し、主体的に学べる環境を提供していきます。

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