鎌倉市立手広中学校の防災教室に理工学部と工学研究科の学生が協力しました。

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理工学部の山口恵美助手と土木・都市防災コースならびに工学研究科に所属する学生が、10/24に鎌倉市立手広中学校で行われた防災教室に協力しました。関東学院大学では、2013年から毎年、鎌倉市に研究所を置く中外製薬などと共同で近隣の中学校の防災教室に協力をしており、今年は同中学校で中学2年生を対象とした防災教室が行われました。

当日は、体育館を避難所と想定した間仕切りや段ボールベッド、テントを個室とした仮設トイレ体験、新聞紙を使った簡易スリッパの作成方法や、尿を凝固剤で固める方法をレクチャー。講師役を務めた学生たちは、新聞紙やビニール袋などの身近にあるもので防災グッズが作れること、災害時には支援物資が限られているために、節約と互いの心遣いが大事であることを併せて説明しました。

ハラール認証マーク(緑)のある非常食

また対象となる商品やサービスがイスラム法に則って生産、提供されたものであることを意味する”ハラール認証”について、バングラディシュ出身の留学生エラヒー カジ ファズラ(ELAHY KAZI FAZLA)さん(工学研究科土木工学専攻 修士1年)が実際の非常食に触れながら丁寧に説明。海外へ支援物資を送る際や、外国人旅行者が日本で災害にあった時には、ハラール認証を気にかけて欲しいと話すと中学生たちは真剣なまなざしで受講していました。

日頃、液状化現象について研究している五味竜太さん(土木工学専攻 修士1年)は、教材集めをしている時に多くの気付きがあったと話します。「調べた知識を自分で体験しながら教えることでさらに理解が深まったと感じています。災害時にはほんの少しの工夫で避難所生活が変わってきます。参加した中学生の皆さんには、いざという時に今日の知識を活かして欲しい」と振り返りました。

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